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2008年2月21日

大阪府警薬物対策課は21日までに、大阪市西成区のあいりん地区を拠点に大量の覚せい剤を密売したとして麻薬特例法違反容疑で、大阪市阿倍野区天王寺町北、
自称暴力団関係者の無職橋坂春幸容疑者(58)ら3人(覚せい剤取締法違反罪で起訴)を再逮捕した。

同課によると、橋坂容疑者は一部密売人らの間で「西成の頭(かしら)」などと呼ばれていた。
拠点のマンションを「薬専門のコンビニ」と称して24時間態勢で注文を受け付け、2006年1月から昨年8月までに覚せい剤約37キロを密売。

約8億8000万円の売り上げがあったという。調べでは、橋坂容疑者らはこの間、女性2人に覚せい剤計約3・5グラムを密売するなど、多数の客に覚せい剤を売り渡した疑い。

橋坂容疑者らは西成区のマンションの2室を「密売所」と「覚せい剤倉庫」として使用。
携帯電話などで注文を受け、譲り渡していた。
また、自警団をつくって周囲をパトロールさせ、捜査員がいないか警戒していた。