花形敬伝説3
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長い間、花形の後塵を拝している石井も何度か、
花形抹殺の方法を相談したことがある。
そんなある日、当の本人が通りかかった。
「おい、おれを殺る相談か。
いっておくけどハジキじゃ、おれは殺れないぜ。
殺りたかったら、機関銃をもってこい、機関銃を」
話の中身を聞かれたはずもないのに、
花形はそう、言った。
花形の察しの良さに気勢はそがれて
話は立ち消えになったが、
現実に花形をマトに掛けた石井にとっては、
花形のそのときのセリフが耳の奥底から甦った。 安藤組や花形が全盛期というか活動してた頃の不良大学生が多くいた大学って
どこでしたか?当時有名だった大学教えて下さい 翌朝、事務所で事件の報告を受けた安藤は花形を呼び寄せた。
「いったい、なにが、あったんだ」
「いや、ちょっと――」
左手に包帯をグルグルと巻きつけた花形は何も語らない。
以下は本田氏の著書による安藤昇の述懐である。
「ハジキで撃たれたんだから、ふつう病院のベッドから動けないでしょう。
それを花形は夜っぴいて歩き回ったあげく、酒くらって女を抱いてた。
化け物だね。おれがいくら聞いても何も言わない。
そのうち、やつのズボンのすそから弾がポロッと落ちてきた。
考えられないでしょう。おれもいまだにワケがわからない。
どういう、あんばいになってたのかね」 弾は左手を射抜き、衝撃で花形の長身が半回転した。
三発目が左の腹部に命中。さしもの花形もその場に崩れ落ちる。
「やりました!」
息せき切って石井の待つ食堂に駆け込んできた牧野を迎えて石井は叫んだ。
「やったか!」
これでやっと枕を高くして眠れる。石井が安堵の胸をなで下ろしていると、
花形の動性を探らせていた若い衆が血相を変えて現れた。
なんと、撃たれた花形は死んだどころか、
石井の居所を捜し求めて渋谷の街をうろついているという。
天国から地獄とはこのことか。
石井は顔面から血の気が引くのをはっきりと感じた。 花形の傷は左手の第二、第三指骨骨折と
左脇腹の盲貫銃創で全治四ヶ月で、当然入院となった。
しかし、いったん病室に収まった花形は
看護婦の目を盗んで病院を抜け出し、
石井らが潜んでいそうな場所をさまよいだした。
あげく、石井らが見つからない、
となると朝鮮料理屋に入り込んで
コップ酒をあおりながら焼肉を三人前ほどたいらげ、
夜が白むころになると女を呼び寄せて旅館に泊まりこんだ。 朝の巡回点呼も看守長が巡回してくると、正座して自分の番号で返事する。
面会時も番号制であり、面会者は控え室で番号を待つ。
ところが花形敬のときは、番号ではなく名前で呼ばれた、という。
そのアナウンスがあると、百人からの面会人から
なんともいえないどよめきの声があがったらしい。
なぜ、花形敬だけを拘置所が特別扱いしたのか
にわかには信じがたい話だが、
彼の「スター性」を物語るエピソードとして興味深い。 花形敬を語る人の中には
「ステゴロの帝王、なんて呼ばれているが、そんなに強くはなかった。
ただ、短気で度胸が座っていただけ」
と、評する向きもある。
しかし、経済成長期とともにヤクザ稼業に見切りをつけ
銀幕のスターとなった安藤昇より、
私は焼け跡を己の腕一本でのし歩いた花形敬の
異端の「スター性」に魅かれてしまうのである。 公園に着くと花形はすでに待ち受けていて、拳銃二丁を地面にほうりだした。
「おれはてめぇと違って、若い衆なんか使って命はとらない。サシで勝負しよう。さぁ、好きな方をとれ」
取れば殺されると思う石井は手を出さない。
石井が突っ立ったままでいると、花形が促した。
「なぜ、とらないんだ」 >>119
法政が不良学生が多かったのは安藤昇氏がいたからですか?
それとも関係なく元々不良学生が多かったのですか? >>133
加納なんて大山道場の白帯にもやられるわ
当時の大山道場に加納でも花形でも入門したら1日と持たない
ヤクザやってる野郎とは根性が違う
馬鹿な比較をするな 取り囲んだ明大予科の三人が校庭の隅に花形を連れて行こうとした瞬間だった。
花形は両足を開いて腰を入れると上体をひねりこんで
身近な一人に右のパンチをとばした。
フック気味のパンチがスクリューして
アッパーカットとなり、
アゴにまともにくらった男は
この一発でひっくりかえった。
驚いた二人を花形はジャブで追い込むと、
左右のストレートですっとばした。
「大学生三人を相手に中学生の花形が
やっつけるのに一分とかからなかった。
何秒ですよ、ほんの何秒」 森田の著書「戦いて候」からの引用
花形は相沢五郎という現役の有名なボクサーとジムで勝負をして、一発でKOした事がある。
その後、その相沢がボクシングジムの会長になった時、
花形を呼び「君は人を殴ると相手が死んでしまうから、平手で殴れ」
と諭したというエピソードを紹介している。 加納は米兵をワンパンチで倒すほどだったとか。
いくら大山でもわからんぞ >>134
では鉄砲突きつけられてる状況ではどうかな?
対等にやりだえ
思う存分にね 大山の突きは加納には効かない。
加納のパンチは大山に効く。 まず、スポーツマンはつまらん喧嘩しなから。あと格闘技と喧嘩は別。
格闘技強くても、キチには絶対勝てない。キチをビビって殴れないから。あと怖いし。 喧嘩はルールが無いだろ?
ルールのある空手なら花形の兄貴に勝てるかも知れない。
だがステゴロ(素手喧嘩)になればあの人とやったら死ぬなと思ったよ。
たぶん西原兄貴もそう感じたんじゃない。
あの人は日本刀やピストル持った相手に素手で立ち向かいやっつけるんだから。
だけど実際話すと頭が良く話も分かる様な人で、以外と謙虚で話せてね 三声会の三木弘のことかな?
この人は23歳で撃たれて死んだんだよな
この人は喧嘩は勿論強いが、駆け引きも上手く頭脳明晰だったというな
全盛期は500人からの配下がいて、歌手のジェリー藤尾がデビュー前子分だったようだ 問題は何で花形は安藤の子分になったかよの。
花形なら最初からトップでも良かったろうに。 >>152
ツルんでた仲間が皆安藤昇の子分になったから寂しくて加入したんじゃないかな 翌朝、事務所で事件の報告を受けた安藤は花形を呼び寄せた。
「いったい、なにが、あったんだ」
「いや、ちょっと――」
左手に包帯をグルグルと巻きつけた花形は何も語らない。
以下は本田氏の著書による安藤昇の述懐である。
「ハジキで撃たれたんだから、ふつう病院のベッドから動けないでしょう。
それを花形は夜っぴいて歩き回ったあげく、酒くらって女を抱いてた。
化け物だね。おれがいくら聞いても何も言わない。
そのうち、やつのズボンのすそから弾がポロッと落ちてきた。
考えられないでしょう。おれもいまだにワケがわからない。
どういう、あんばいになってたのかね」 花形が刺されて絶命した場所
仙寅って店も今はマンションになっている
当時の事を知る住人も少ないだろうな
刺したO倉も今は亡きかな?
もう花形敬を語れる人がいないね >>151
Jが若いころに見かけたことあるけど
眼光が怖かった
でかくて迫力あったし
ギャングオーラあったね
テレビで見るそれとはぜんぜん違った
今まで見た人の中で一番強そうだったぞ >>158
芸能界で最強と言われていたからね
渡瀬や宇梶より数段上だと思うよ
花形に近いレベルだったかもしれない 花形敬を殺る決断を下したのは菱三代目
返しをしない安藤昇は叩かれたが、当時の実力差を考えれば仕方なかった >>159
絶対上でしょうね
>>160
>花形敬を殺る決断を下したのは菱三代目
そうなんですか?
>返しをしない安藤昇は叩かれたが、当時の実力差を考えれば仕方なかった
同感 町井くらいにビビる花形や安藤じゃあるまい
万年氏や小光さん、高橋さんも元気だったわけでね
町井の後ろに控える奴等がヤバかった 高橋岩太郎が岡村文化部と揉めた時に花形から仲裁を依頼されて動いたけど高橋岩太郎は岡村舎弟渥美幸一郎の舎弟だったのから意外と当時の都内親分の中では座布団低かったのかも 当時、花形が刺殺された時点での万年氏の立ち位置はどんな感じだったんだろうね 【ゆっくり】日本の女子プロレス史 第24話【横井英樹襲撃事件】
https://www.youtube.com/watch?v=YxRSJyTQy5g
実際には万年の命を受けた? 喧嘩はルールが無いだろ?
ルールのある空手なら花形の兄貴に勝てるかも知れない。
だがステゴロ(素手喧嘩)になればあの人とやったら死ぬなと思ったよ。
たぶん西原兄貴もそう感じたんじゃない。
あの人は日本刀やピストル持った相手に素手で立ち向かいやっつけるんだから。
だけど実際話すと頭が良く話も分かる様な人で、以外と謙虚で話せてね 森田の著書「戦いて候」からの引用
花形は相沢五郎という現役の有名なボクサーとジムで勝負をして、一発でKOした事がある。
その後、その相沢がボクシングジムの会長になった時、
花形を呼び「君は人を殴ると相手が死んでしまうから、平手で殴れ」
と諭したというエピソードを紹介している。 花形敬は「本当に強かった」らしい。
親父に聞いた話だけど・・ 真樹日佐夫と喧嘩したというのは、真樹の作り話だろうな 世代が違い過ぎるしね
色んなところで花形敬のエピソードが出てくるから、時代を代表する不良だったのは間違いない 金子幸一さんが花形花形言ってたけど目の前に花形本人がいたらペコペコしてたし前から歩いてきたら身を隠したんだろ? 言うても当時の渋谷で最強と言われてたからね
石井や安藤、加納の発言などからしても当時の渋谷で花形を抑えられる極道はいなかったと思われる 電車をひっくり返そうとしたんだよな
大江戸の鬼とか吠えながらねw
いやまあ凄い人だったんだとは思うよ実際 安藤組の生き残りはもう全員鬼籍だろうか
安藤の直属の部下13人はもういないし、その13人の子分格もほぼいないだろう
本物の花形を見たことある人も皆無でしょうかね こんな強い男は今までの渋谷にいなかったし、今後も二度と現れないでしょう
とは石井福造のコメント 喧嘩はルールが無いだろ?
ルールのある空手なら花形の兄貴に勝てるかも知れない。
だがステゴロ(素手喧嘩)になればあの人とやったら死ぬなと思ったよ。
たぶん西原兄貴もそう感じたんじゃない。
あの人は日本刀やピストル持った相手に素手で立ち向かいやっつけるんだから。 当時、花形が刺殺された時点での万年氏の立ち位置はどんな感じだったんだろうね 森田の著書「戦いて候」からの引用、
花形は相沢五郎という現役の有名なボクサーとジムで勝負をして、
一発でKOした事がある。
その後、その相沢がボクシングジムの会長になった時、
花形を呼び「君は人を殴ると相手が死んでしまうから、平手で殴れ」
と諭したというエピソードを紹介している。 花形敬
曾孫までいるんだぜ
あんたの遺伝子は今も受け継がれてる >>189
要るわけねえだろうが
花形の🏠🍺の近所
良く顔を合わして年下の鍋と
遊んでやった
それもお互い小さな頃 >>190
それ、高田なw
なべおさみは博奕場で喧嘩してたところをケツもちの花形に怒られたってやつね 花形は色んなところで語られてるよな
とにかく凄かったらしい 初めて敵に背中を見せたその日、花形敬は33年の短い生涯を終えた >>194
本物なら刺されても背中を見せて逃げたりしない
死ぬと覚悟して向かって行く
花形は最後に負けた
死への恐怖に負けた どうも、初めまして、 僕の、住んでいます。所は、大阪府阪急電車の阪、急淡路駅の、近くに、住んでいまして、僕は、早く、死にたいです、から、
僕を、呼び出して、 殺して、下さい、
僕の、仕事場は、大阪府吹田市江坂駅の、近くのグルメシティダイエースーパーマーケットで仕事していますので
僕は、ヤクザに、殺して、ほしいです。
僕の、お家の、電話番号は、06-6322-8031番
高田守章 182センチに体躯は当時としては頭抜けていたことだろう
持ち前の度胸に加えて、飛びぬけた喧嘩のセンス
ラグビーやボクシングで鍛えた攻撃力
確かに渋谷で一番強かった漢
花形敬 小林会長は若い頃花形に咬まされたエピソードを実話誌に書いてたけど
舎弟の直井組長や高倉健なんかは接点なかったのかな・・・ >>210
直井組長じゃ話にならんでしょう。
石井さんは住吉入りして格落ちしちゃって直井組長やと同格になってしまったけど。
小林会長は志賀会長、花形氏には頭上がらんかったはず。 花形はアパートに向かって二百メートルほど走ったが、
力尽きて昏倒し、その場で絶命した。
生涯で初めて敵に背中を向けたとき、
花形敬の三十三年の生涯は終わった。
ヤクザのケンカは勝ったときほど、後始末が難しい。
「花形に金さえあれば殺されずにすんだかもしれない」
と、語る人が多い。 森田の著書「戦いて候」からの引用
花形は相沢五郎という現役の有名なボクサーとジムで勝負をして、一発でKOした事がある。
その後、その相沢がボクシングジムの会長になった時、
花形を呼び「君は人を殴ると相手が死んでしまうから、平手で殴れ」
と諭したというエピソードを紹介している。 花形敬が闊歩していた頃の渋谷はどんな街だったんだろうね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています