佐々木道雄組長は山広派の参謀だの筆頭格だの山一分裂の当時は報じられとったが、決してそうではなかったんや。地道組若頭をしてたんやから本質は武闘派や。
山広が2年〜3年くらい四代目をやって、その後は竹中が継いだら山口組にとっては理想的やと言う考え方やったから竹中正久組長を評価してはったんは間違いない。
佐々木組長側近の黒澤明組長が山口組を一緒に出て中立的な第三極を創りましょうと進言された時も、佐々木さんは黒澤さんに対して、自分は山口組に留まって、竹中四代目と上手にやっていくよう諭された。
佐々木道雄組長は義理で山広派に属してはったが、芯から山広さんを思うてはったんではなく竹中正久氏を本音では評価してはったんですわ