>>375 >>177
「みかじめ料」支払った店側役員逮捕 都内初 暴力団排除条例違反容疑
2/18(火) 18:57

 暴力団員にみかじめ料を支払ったとして、警視庁組織犯罪対策3課は18日、
東京都大田区、飲食店運営会社役員、瀬田川幸一(53)を、みかじめ料を受け取ったとして、東京都品川区、指定暴力団稲川会系組幹部、石沢州鏡(くにとし)(51)の両容疑者を東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。

2019年10月の改正条例施行後、支払った側の逮捕者は初めて。

 同条例は「特別強化地域」に指定した都内の繁華街29カ所で、みかじめ料を要求した暴力団員のほか、新たに支払った店側も直接罰することができるよう改正された。

同課によると、瀬田川容疑者は約10年前から毎月みかじめ料を支払い、総額1000万円以上に上っていた。
また、石沢容疑者をかばい証拠の提出を拒んだといい、関係が深いとみて逮捕に踏み切った。

 瀬田川容疑者の逮捕容疑は19年10月25日、大田区大森北の路上で、経営するキャバクラ2店舗のみかじめ料として、石沢容疑者に計10万円を支払ったとしている。

石沢容疑者は同日、ほかのキャバクラ経営者の40代男性からのみかじめ料も含めて計21万円を受け取ったとしている。ともに容疑を認めている。【佐久間一輝】