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祭りで暴力団員の露店出店料免除 組合などに勧告

 大阪府警捜査4課は6日、府内の祭りで露店を出す際に出店料を免除してもらったとして、
府公安委員会が府暴力団排除条例に基づき、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系幹部と、
指定暴力団・東組直系組長の2人に利益供与を受けないよう勧告した。

露店などを管理する府内の協同組合の代表者の男性にも、利益供与しないよう勧告した。

 同課によると、平成30年9月に開かれた祭りで、2人はそれぞれ3万〜5万円の出店料を支払わず、すきやきや軽食を提供する露店を出店。
数十万〜数百万円を売り上げたとみられる。

 組合側は暴力団関係者の店と認識しながら出店料を免除。
警察に出店者に関する書類を提出する際は、2人の名前は空欄にしたり別の名前を書いたりしていた。

組合側は暴力団と「関わりたくなかった。見て見ぬふりをしていた」などと説明しているという。

カテゴリ : ■暴力団排除条例
2020年02月07日12:14