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盗難車の販売事件　暴力団員を新たに逮捕　大阪府警
2020.1.15 19:26

（産経ニュース） https://www.sankei.com/west/news/200115/wst2001150034-n1.html

このニュースのまとめ

☆2019年09月25日、中古車販売業の小林克美（48・大阪市浪速区）、妻（37）など、男女計4人が窃盗の疑いで逮捕された。
逮捕容疑は2019年06月13日未明に大阪府大阪市西淀川区にあるマンションの駐車場で、乗用車1台（250万円相当）を盗んだ疑い。
盗まれた車は二代目東組系元幹部が使用していた。
小林らはネットオークションなどで事故車を格安で購入し、購入した事故車と同じ車種の車を盗み、大阪府松原市にある拠点の作業場に運び、
購入した車から車体番号を切り取って盗んだ車に打ち替え、その後にナンバープレートを無くしたと嘘の申請をし、
陸運局で新しいナンバープレートを取得するなどして、盗難車だと判別されない工夫が施されていた。
小林らは車を購入するのが難しい暴力団員らから依頼を受け、組織ぐるみで車を盗み、
正規の中古車のように偽装し、暴力団関係者に販売していたとみられていて、仲間から「打ち替え屋」と呼ばれていたという。

☆2019年09月25日、この事件の関係先として、大阪府大阪市西成区にある二代目東組の本部事務所など数箇所を、大阪府警が家宅捜索した。
同日までに関係先から10数台の車が押収され、約半数が盗難車だとみられている。

☆2020年01月15日、新たに二代目東組系幹部の西村淳一（50・大阪府堺市）が、盗品等運搬の疑いで逮捕された。
逮捕容疑は2019年03月、小林らが千葉県の駐車場から盗んだ車を、愛知県名古屋市から大阪府松原市にある拠点に運搬した疑い。