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神戸山口組幹部「ライフル惨殺事件」で見えた高山若頭「3つの戦略」
12/5(木) 7:01配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191205-00068894-gendaibiz-soci

*分裂を招いた幹部連の生ぬるさ

 神戸山口組の幹部だった古川組・古川恵一組長が、六代目山口組の若頭補佐、竹中組・安東美樹組長系の元組員に自動小銃で射殺された事件で、
六代目山口組・高山清司若頭が今後、分裂抗争にどう臨むか、おおよそ方向性を掴めた気がする。

 すなわち高山若頭は、自分が服役してすぐ蠢き始めた神戸山口組の分裂劇は、
自分が若頭として続けた恐怖政治のせい、などとまるで考えていない。自己責任などあり得ないのだ。

 そうではなく、むしろ神戸山口組の策動を事前に見抜けなかった若頭補佐クラスの情報収集の甘さや愚かさ、分裂後の対処の生ぬるさを責めたい。
それが今日の混乱をもたらしたのだ――。

 こうした考えで、まず11月、橋本弘文統括委員長を引退に追い込み、極心連合会を解散させた。
また江口健治・若頭補佐を大阪北ブロック長から外し、自らの舎弟とした。格下げである。

 二人とももとをただせば山健組の出身であり、阪神地域を地盤にしている。
にもかかわらず、自分が服役している間の働きが悪かったからというのがホンネの理由だろう。

 しかるべき役職にある者は高山若頭の在、不在に関わらず、必死になって職責を果たさなければならない。
安東美樹組長は自分の出所後にはなったが、とにかく敵幹部のタマを挙げた。合格である。

 安東組長と同じ理由で、これから早急に活躍しなければならない若頭補佐は倉本組・津田力組長、清水一家・高木康男総長あたりだろう。
彼らは今後「経済」もそうだが、とりわけ「荒事」で働きを見せなければならない。