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「弘道会」執行部人事を刷新

 指定暴力団・山口組ナンバー2の高山清司若頭(72)の出所から18日で1カ月。
「弘道会」の執行部体制が大きく動いた。昇格や舎弟直り、引退など、計12人の新たな人事が発表され、執行部の刷新が行われた。

 昇格に関しては、敵対勢力からの組員引き抜きや、一連の対立抗争における戦果など、
山口組分裂後の動向が反映された人事と思われ、特に注目されたのが、
抗争のキーマンといわれる「野内組」の野内正博組長の若頭就任。

 野内組長は2年前、若頭補佐から統括委員長に就いて舎弟に直った。
今回の電撃人事ではナンバー2の地位である若頭に就き、竹内会長を「親」とする弘道会ファミリーの「子」で、なおかつ長男に当たる存在となった。

中野寿城若頭からバトンを受けた野内若頭が弘道会の指揮を執っていくのは明らか。