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六代目山口組・山若頭がついに出所! 圧倒的存在感を放ちつつ、まず向かった先は……

 10月18日、ついに六代目山口組・山清司若頭が府中刑務所より社会へと復帰を果たした。

 午前6時50分過ぎ、出所した山若頭を乗せた黒のアルファードは品川駅へと到着。

待ち構えていた報道陣のシャッター音がいっせいに鳴り響き、テレビカメラが回った。

 品川駅で山若頭を出迎えたのは、六代目山口組若頭補佐の藤井英治・五代目国粋会会長と同じく若頭補佐の高木康男・六代目清水一家総長。

山若頭が乗っていた車からは、三代目弘道会・竹内照明会長が降り立ち、
3人の最高幹部に囲まれるような形で、山若頭が悠然と歩みを進め、駅構内へと入っていった。

 その雰囲気には、殺伐とした空気はいっさい感じられなかった。

駅のホームでベンチに腰掛ける山若頭からの姿からも、六代目山口組が分裂して緊迫状態にあるような雰囲気はなかったのだ。あるのは、圧倒的な存在感。

ただ山若頭がそこにいるだけで、周りの空気を一変させてしまう存在感であり、それは筆者が現役時代に公用の場で肌で感じたものとまったく同じであった。