『核心』

一昨年9月に起きた任侠山口組織田代表銃撃事件。
事件当日不可解な行動をした人物がいる。
任侠山口組直参で織田代表の警護役も務めていたAである。
Aは、事件当日織田代表の警護に付くようになっていた。
Aは、前日の警護を終え翌日の織田代表のスケジュールを確認すると夜になり
「明日九州に行く急用ができた」
と、申し出て事件当日の警護を別の警護役の直参と代わった。

そして事件は起きた。

事件当日、九州に戻っているはずのAは神戸に居た。
Aの自宅マンションは、織田代表宅の正面の高層マンションで織田代表宅が一望できる位置にある。
事件現場はAの部屋からは死角になり見えないが、
事件直後Aは銃声が聞こえたと言って事件現場に現れたようだ。
しかし、午前10時台の交通量が多い時間帯にAが住む高層マンションまで銃声が聞こえた可能性はないとみられている。

事件当日の不可解なAの行動。

織田代表襲撃の情報を入手し、己だけが難を逃れるために警護を外れたのではないだろうか。