覚醒剤1.6キロ所持で男逮捕
6/27(水) 20:31配信

去年4月、大阪・ミナミの路上で、金塊を換金した直後の会社経営者らが襲われた強盗致傷事件に絡み、
襲撃グループの指示役の暴力団幹部が、大量の覚醒剤を営利目的で所持したとして再逮捕されました。
 覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、指定暴力団・山口組系組織の幹部・伊藤仁容疑者(47)です。
伊藤容疑者は今年2月、山梨県内にあるホテルの駐車場で、車の中に末端価格9600万円相当の覚醒剤約1.6キロを、隠し持っていた疑いがもたれています。
警察は、伊藤容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
伊藤容疑者は、別の暴力団組員ら7人と共謀し、去年4月、大阪市中央区の路上で、金塊を換金した直後の会社経営者ら2人を襲い、重軽傷を負わせたうえ、7000万円を奪おうとした強盗致傷の罪で起訴されています。
警察は、伊藤容疑者らが覚醒剤の密売にも関与し、その売上げが暴力団の資金源になっていたとみて仕入先などの捜査を進めています。