【随想】山健組新体制発足後、大物組長が絶縁となり偽の書状も出回る…一方で引退する大物も
2018.06.15

 五代目山健組からひとりの大物組長が絶縁され、その処分を告げる書状が神戸山口組関係先へと送付されている。
 すでに実話誌などでも報じられているが、今回、五代目山健組から絶縁され六代目山口組系組織へと移籍したのは、四代目山健組で舎弟頭を務めた重鎮、生島組・生島仁吉組長である。
「山健組の定例会では、最後に代貸(舎弟頭)より一言というのがあって、いつも生島組長が歯に衣着せぬ発言をしていた。
それほどの重鎮だった。特に任侠山口組が結成された後の定例会では、『中田浩司若頭(現・五代目山健組組長)を中心にまとまっていこう』という旨を述べて士気を上げたと言われていた。そんな人物の移籍なだけに、山健組内外への影響は少なくない。
また今回、生島組長以外にもうひとりの直参組長が絶縁されているが、すでに業界関係者の間でその処分は知れ渡っていた。それは本状(本物の絶縁状)よりも先に、何者かが作成した絶縁状がSNSで拡散されていたからだ」(神戸山口組関係者)
 SNSでは、偽の絶縁状や破門状以外にも、五代目山健組の非公式の人事表まで作成されて出回っている。

>SNSでは、偽の絶縁状や破門状以外にも、五代目山健組の非公式の人事表まで作成されて出回っている。