アメフト、ハンドボールに続き、ボクシング業界の話題が世間を騒がせている。
しかもヤクザ絡みの話になっているから、穏やかではない。
ボクシングとヤクザの関わりは、昔から深いものであった。
アゴのことを「チン」と呼ぶことからも、牧野親分との関わりも深いことが分かるだろう。

牧野親分は、有名なボクシング大会前には、毎回姿を見せていた。
大会本番ではない。大会前である。
具体的には、体重測定のときにだけ姿を見せていたのだ。
何故なら、体重を測るときにパンツを脱ぐ選手がおり、無料でチンを拝めるからだ。

若い選手などは、牧野親分にチンを見られていることに興奮し、ピョンピョンとチンを勃起させていた。
これを「チンピョン」と呼び、一番勢いよく勃起していたチンは「世界チンピョン」の称号を与えられたのである。