山口組三國志では織田代表の手腕がひときわ目立つ。
篠原本町の山口組本部が使用差し止め訴訟のカウントダウンに入ったがもし使用差し止めになれば任侠山口組と神戸山口組の戦略勝ちと言えよう。
それは本部が使用差し止めになれば毎日新聞が書いたように
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180108-00000008-mai-soci
工藤會のさまになるのが明らかだからだ。道仁会と九州誠道会も両方の本部が使用差し止めになって抗争が終わった。
それでも双方35%ずつ組員は減少した。工藤會はそれ以上の惨劇だ。
一度使用差し止めになると抗争が終わるまで解除されない。長引けば長引くほど六代目山口組は不利になる。
和解を申し込むのは六代目からになるのは当然だ。
そうなると本部を構えない任侠山口組と神戸山口組が大局を見れて勝ちのセオリーにのるとなる。
織田代表も山口組に30何年支えた山ノ内弁護士によく相談に行っている。ここの助言が大きいのだろう。
司には今年20歳になる娘がいることはご存じないかもしれないが本宅の引っ越しまで考えているそうだ。
武将高山が不在なのは大きすぎる。このままでは六代目が必ず差し込まれ神戸と任侠は戦略勝ちの構図になる。
司とはどんな人物か。
有名な事件で東陽町事件がある。この事件で司は13年の服役になるがこれが織田代表や井上組長と決定的な違いを見せる。
司はこの時弘田組若頭の立場にあった。織田代表が事件を起こした時は倉本組若中、井上組長に至っては健竜会若中になる。若頭にまで危害が及ぶ抗争の仕方しか知らない司が戦局を見極める事など出来る由もない。
任侠山口組と神戸山口組の組員はじっと耐える時である。すればそう長くない先に必ずや勝ちが訪れる。