工藤会・収支激減:1000円単位で経費削減 収支報告書
https://mainichi.jp/articles/20180108/k00/00m/040/153000c
「事務室の蛍光灯10本のうち7本を抜きました」。毎日新聞が入手した特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の収支報告書など2016年作成とみられる内部資料からは、
収入激減のためにわずかな経費も節約する工藤会の窮状が浮かび上がった。運営費の原資となる上納金の滞納額も膨らみ、経費削減対象は工藤会トップやナンバー2の関連経費にも及んでいる。
(略)
工藤会が実施したとみられる主な経費削減策
・供花を削減(4万円)
・本家食費の50万円がなくなり、代わりに部屋住み経費10万円を計上(40万円)
・本家の家政婦の家賃を削減(5万5000円)
・会館の掃除代を削減(10万2000円)
・事務局の事務室の蛍光灯10本のうち7本を抜く(削減額不明)
・本家携帯、駐車場携帯、事務局転送携帯のプラン変更(約6000円)
・会館の駐車場側のブレーカーを落とす(約1000円)
・会館の電話は本部1本以外を停止(約1万2000円)