2017.12.6 07:55更新
和歌山のひったくり偽装事件で暴力団幹部を逮捕、主犯格か 預かった現金“犯人役”に奪わせた疑い

 和歌山市内の路上で男らがひったくりを装い、現金約400万円を盗んだ事件で、県警組織犯罪対策課などは5日、窃盗容疑で、大阪市淀川区木川東、指定暴力団神戸山口組系組幹部、高山俊治容疑者(55)を逮捕した。逮捕者は計6人となった。
県警によると、高山容疑者は事件の主犯格とみられるが、「自分は関わりがない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、京都市山科区の風俗店経営、今江淳容疑者(35)ら5人と共謀し、9月15日午後3時ごろ、和歌山市一番丁の路上で、今江容疑者が同市内の男性会社役員(53)から預かった現金約400万円入りの紙袋をひったくり犯役らの3人に奪わせ、盗んだとしている。
ttp://www.sankei.com/west/news/171206/wst1712060014-n1.html