万引きの神戸山口組系暴力団組長初公判
検察「組の冷蔵庫に食料品なくなっていた」 名古屋
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 ショッピングモールで万引きしたとして起訴された暴力団組長。初公判で検察側は、組長自らレジを通らず店を出る「かごぬけ」を指示していたことを明らかにしました。

 神戸山口組傘下の暴力団組長・郡司眞人被告(55)は今年4月、組員2人と共謀し東区の「イオンモールナゴヤドーム前」の食料品売り場でスイカなど果物や野菜68点約2万5000円相当を盗んだ罪に問われています。

 29日の初公判で郡司被告は「窃盗はしていません」と起訴内容を否認。続く冒頭陳述で検察側は「組の冷蔵庫の中の食料品がなくなっていたことから、スーパーでレジを通らず店を出る『かごぬけ』を組員に指示した」などと犯行の経緯を明らかにしました。