・・・私はヤクザ社会から8年前に破門状が出て、天下御免の堅気になった。
 そして、運良く暴力団更生センターの出先機関のような団体として国から認可を受けた。
 
 結果、暴力団員と犯罪者の自立更生支援を生涯のライフワークとして現在に至るのである。
 
 我が国に結社の自由がある限り、暴力団がこの世から無くならないのは自明の理なのだ。
 
 日本の国というのは、伝統の上に成り立っている。
 その伝統の中に、義理や人情の世界に通じる男伊達というものがある。
 
 だから私如き拙い男でも、国家公認の世直し活動が推進出来るのだ。