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10月27日 12時32分

東京・新宿歌舞伎町で、外国人の男から依頼され、他人名義でキャバクラの営業申請を行い、
違法な営業を手助けしたとして、69歳の行政書士が逮捕され、
警視庁は、同様の手口で5年前からうその申請を繰り返していたと見て調べています。
逮捕されたのは東京・新宿区に事務所がある行政書士の吉田勝彦容疑者(69)です。

警視庁の調べによりますと、別の事件で逮捕され、
本来、営業の許可がおりない状態にあった外国人の男から依頼され、
平成26年に他人名義で、新宿区歌舞伎町でキャバクラを営業するという申請を行って違法な営業を手助けしたとして、
風俗営業法違反の疑いが持たれています。

警視庁によりますと、調べに対し、容疑を認め、「15万円ほどで申請を請け負っていた」と供述しているということです。

これまでの調べで、歌舞伎町や六本木などの繁華街では、
同様の理由などで本来は営業できない状態にある外国人が実質経営者を務める飲食店があるということです

警視庁は、吉田容疑者が5年前からうその申請を繰り返し、歌舞伎町を中心におよそ10店舗で違法な営業を手助けしていたと見て調べています。