東日本大震災の被災地に届ける義援金の募金活動を装い、通行人から現金をだまし取ったとして、 
和歌山県警組織犯罪対策課と田辺署は9日、詐欺容疑で、和歌山県上富田町の指定暴力団山口組系暴力団組長、松下功容疑者(46)と 
同県田辺市の同組員、畑口忠史容疑者(46)ら男4人を逮捕した。 


 松下容疑者らはアルバイト十数人を雇い、震災の4日後から大阪や兵庫の街頭で“偽募金”を繰り返していたという。 
松下容疑者は「何も言いたくない」、畑口容疑者は「参加していない」と容疑を否認しているという。