太陽のとこに行くってところは行くことにした→着いた、じゃあっけなさすぎて旅感ないし、箇条書き的にでも(不気味な鳥に追い立てられ、まつ毛が凍りつくほど激しい吹雪を乗り越えみたいな)旅の様子を書いたがいいとおも
あと狼が吠えただけで逃げ出す精霊は童話的ではあるけど、直前のセリフがしょぼく感じちゃうから、吠え出した狼のみすぼらしくやせ細っていた体は、一回りも二回りも大きくなり、その姿はうんぬんかんぬんみたいに狼の描写盛った方がいい気がする

ラストについては春になれば敵が攻めてくる→村人は春が怖いし、村を出たくないプリューはその前に春が来てほしいって風に読んでたから、突然村人が春をお祝いし始めたのはちょっと不自然に感じた
敵が来ることよりプリューを祝福したい気持ちが勝ったからかなとも感じたけど、プリューの気持ちも含めて少し説明がほしい

ラストシーンは敵が来れば死んじゃうかもしれない村人たちが笑っていて、逃げられるプリューが泣いてる対比が印象的で好きだった
個人的には敵は来ませんでしたは蛇足だと思う
春が来れば滅ぶ村での物語だからこそって感じるので、その前提がラストで崩れるのは台無しだと感じた
ハッピーエンドを明言したいならそれこそ逃げ出した北風の主たちが敵を凍りつかせてしまったから村は無事だったくらいぶっ飛んでいいから敵が来ない説明がほしい