ネームを切る!2
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ネームの描き方はいろいろある。
いきなりネームから描き始めたり、プロット→シナリオ→ネームという順番で描いたり。
文字情報メインだったり、まるで下描きのように描き込んでみたり。
一枚の紙に複数ページ分を分割して描いていったり。
原寸で描いて下描きの下描き、あるいは下描きとしてトレスしてみたり、取り込んでみたり。
コミスタで全部やっちゃったり。
その時、ネームは一体どう描くのか!?
ネームさえ描ければ、あとは仕上げるだけ!?
漫画の面白さはネームで決まる!?
そんなネームの描き方について語り合うスレ。
前スレ
ネームを切る!
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1251879751/ タチキリまで考えられるから
ネーム用紙にしてたんだが、コピー用紙に戻そうかな わかる
セリフのやりくりや会話感、キャラの立ち位置や
カメラが移動した時の位置整理とか
下書き以降の作業も大変だぜ… 一瞬で読み終わる凄い面白い話って
多そうで少ないんだよね
それを生み出す為にみんな頑張れ! フレーッ フレーッ >>135
そんなあなたにミニネームづくりを奨める
前スレでプロもやってるって話題が出てる >>136
ミニネームってなんだろう。
サムネイルみたいなのかな? 前スレのログ探して、”ミニネーム”で文字検索してみりゃよくわかる ネームを紙に描きだす前に、コマの配置だけを考えるために
ミニホワイトボードを導入してみた
いつもここで4、5回くらい描きなおすので、広い範囲をささっと消せるのが良さげ
セリフはポストイットに書いておいて移動しやすくする
ほんとは子供用の砂鉄ボードが欲しいけど
このやり方が自分に合ってると思ったら買おうと思う ネーム描く時は、設定や情報に気を使いがちだけど
一番大切なのは「流れ」なんだよな ネームが好調な時
キャラor読者の気分になり、シーンが次々思い浮かぶ
〃不調な時
表情のない顔を並べ、小説の劣化版みたい説明をさせてるだけ
(直そうとしたとこで筆が止まる)
後者の事態に陥ったら、流れに問題がないかチェックしてみて
自分にも言っておく… コマが多くなり過ぎて悩む人が多いみたいだけど、
自分は逆で、1ページ4コマぐらいしか割れないw
(後で直しやすいようにそうしてる)
1ページ平均5コマと決めてるのに…
ミニネーム作るか 個人的には感心せんが、コマが少ないのは今の時代の流れに沿ってるとも言える
中には絵本の見開きみたいな作家もいるからなあ
まだ10ページぐらいしか読んだ気がしないのに、え、もう今回終わり?
本当に30ページあったの?
みたいな 壮大なダークファンタジーは
冒頭数ページで50ページぐらい読まされた気になる…
すげーつまらない 現代のコマ割りで、ブラックジャックの1エピソードを構成しなおしたら、
セリフをまったくいじらなくても、一週分のページ数では、
オリジナルと同じように一話で完結させるのはムリだよなー
少なく見積もっても、2倍のページ数がかかると思う ブラックジャックってページあたり8コマぐらいあったっけ? ブラックジャックは流石にそこまでは無理だ、
でも銀河鉄道999なら本当に1年出来るような話もあるな
毎回、20数ページとかで終わらすのが、とんでもなく勿体ないぐらい
惑星やその星の人間の設定が作りこまれた話がたくさんある
あれ、今の作家と雑誌の編集方針なら、いくらでもその設定を使って、
話を広げちゃうだろうし
デスノートが、たとえば藤子Fなら、そういうアイテムのアイデアを、
短編一話で終わらすのを、連載にしちゃったような感じになるだろう 松本零士は見開きでゴゴゴゴゴって印象があるけど
999は深いドラマがあったな。 今田耕司が、故桜塚やっくんや、小島よしおや、スギちゃんなんかのキャラを、
「昔ならああいうのは、ひとつのコントに出てくる一キャラクターに
すぎなかったけど、今では一度ああいうキャラを作ると、
他番組でも一人の芸人として、ずっとやっていかなきゃならなくなった」
って言ってたが、漫画も同じような感じになってるな
昔なら短編の一ネタを、延々と膨らましてゆく
細分化の時代というべきか、単なるネタの枯渇か・・・ もともと5分とか10分だけ見せるキャラクターだもんな
そのコントがシリーズ化したとしても、トータル1時間もいけば多い方
なのに、いろんな番組で、そのキャラクター縛りで面白いことを
ずーっとしなきゃいけない。そりゃ1年で潰れるわ。
漫画において、短編を長編に膨らます方が、比較にならんぐらい楽だと思うよ。
選択肢がいくらでもあるから。 長編を馬鹿にするなかれ
長編はゴールの出口を用意しないと駄作になる
風呂敷を広げるだけで面白くなるものではない キャラと一体化し、動く気分で描けてたら成功してる
顔と説明しか出ない時は構成をミスってる
これ鉄則ね 切ってる最中、表情や台詞のテンポが悪いと
前に戻って消しゴムで消してしまうんだが、
無視してどんどん切ったほうが効率いいのか >>157
仕事で期限はっきりしてる時は、割り切って1話3〜4日くらいででかして
不調でも担当さんにむりやり切り貼り指示してもらって押し切ったりする…
趣味だと3か月とか下手すると2年とか、見直してはいじって悦に入る
プロットさえ出来てれば24pくらいまでなら死ぬほど頑張ったら1〜2日
でも多分スッカスカでそこから数日かけていじる
多分、自分はかなり遅い方 担当付きでも切り貼りしてもらう程度か…
自分で殆どやらなきゃいけないのね >161
一度完成させてから切りなおした方が早いよ
部分的にはアレだけど全体でみるとそうでもないって事は多々あるし
自分ではいいと思っていた箇所が、全体でみると浮いてたりする ミニネーム作ったら、小ギャグと小物が入れやすくなった気がする
面倒だけど、色々試してみるよ ミニネームは表情、構図も直しやすい
台詞が省略型になるが 俺の場合、絵に入ってから面白い構図とか効果を、アドリブで思いつくような
才能はないんで(大抵、その場で思いついた事って失敗する)、
ネームの段階で、構図から流線やベタやトーンの位置や効果など、
何もかも全部決めておく方が、下描きもペン入れも早くなるんだよなー。
多くの人はネームで決めるのは、ストーリーとコマ割りと構図ぐらいだろうけど、
俺は絵の完成形までイメージして決めてしまう
もちろんネームに凄く時間かかるけど、結局トータルの時間は早くなる。
凡人は設計図を細かく引き、土台から丁寧に積み上げてゆくしかないんだよね。
でもそのネームの時間は、ミニネームから作ると、やっぱり早くなる。
だからミニネームは一番最初の、土台中の土台として必須になってる 自分も同じだなー
ここのスレ参考にミニネーム作ったら作業効率上がったし、本ネームに移る際の修正部分がわかりやすくなった。
途中でページが足りなかったりした場合は完全にパズルやってる気分 本ネームの最中にページが足りなかったり、余ったりした場合、
直すの大変だもんな。一コマ消したり、増やしたりするだけで
全部がズレちゃったりする事もあるし。
ミニネームはページ割りの作業が本当に楽
30ページとか50ページとかでも、全体を俯瞰的に見れるのもいい あと、ストーリーをシナリオから書く人も、ミニネームをやると有利になる
ネームではなくシナリオから始める人の弱点に、活字主体で考えるあまり
セリフが長すぎたり、絵にならなかったりする場合があるんだが、
まずシナリオをミニネームにして落とし込むと、そういう弱点が
本ネームやる前に、はっきり浮き彫りになるから、改善しやすい >>173
俺は1ページにつき縦5センチ 横3センチぐらいの長方形で描いてる
もっとも、左ページである最初の1ページ目以外は、
2・3p 4・5p・・・って感じで、見開き単位で作ってるから
それで考えると縦5センチ 横6センチになるけど。
どっちにせよフリーハンドだから、あまり厳密なサイズじゃないけどね ちなみに、そのサイズの長方形だと、普通のノートの見開きに
20ページ分ぐらい描けるかな
50ページとかだと、A3のコピー用紙を使う。
一枚の紙に50個の長方形を描くわけで。 >>171
作業中に、頭が痛くなって
話やキャラを客観的に見れなくなってしまうのもね…
(話は情報に、キャラは物になってしまう。)
「このキャラならこうするんじゃないか?」
「自分が読者だったらこういう場面を見たいな」
って、萌え要素を扱う感覚で描かないと、すげーつまらない >>173
初めてだったから、B4をフリーハンドの線で八等分してみた
ミニネームってお絵描き掲示板漫画を思い出す 支部にミニネームテンプレート配布してる人いたような ミニネームやらないでやったネームは今寝かせ中
頭冷やしてから直したい 藤田和日郎のネームとミニネーム
ttp://uproda.2ch-library.com/742775Q2G/lib742775.jpg
前スレに貼られてた福島聡のネームとミニネーム
ttp://natalie.mu/comic/pp/fukushimasatoshi ファンタジーは
一枚絵みたいなコマ(ポストカード系)、オサレポエムor世界観を説明する台詞
を並べるつもりで描くと描きやすい
ストーリー(王道系がお勧め)は、読者に世界観に入り込ませる手段に使う感じ >>180
連載一回目だからだろうが、やっぱプロの練りこみパネエな
ミニネーム描いて、本ネームも3回練り直しか・・・
いやこのぐらいを普通って考えなきゃだめか アマでも、連載一回目を
始めたくても始めたくてもなかなか始められなくて
転げまわるからな… レスd
ああー、ミニネームってほんとにちっさく描くのね
台詞が多いと難しそうな気もするけど
全体見渡せるのは良さそうだから早速始めてみる 自分の場合はセリフは本ネームの際に弄る事が多いかな
だいたいこんな感じのセリフッて感じ書いておいてあとであらためて考える
いっそのことセリフとプロットは別に用意しても良いと思う セリフに関しては、>>180の福島もそうしてるけど、
長い場合は枠外に書いちゃえばいいと思う
ミニネームであれこれ試行錯誤してる時も、セリフって閃くし ギャグ描く人いないかな?
ページ数少ないギャグはプロットもネームも段取りが全然違うと思うんだけど
むしろネタ帳とか精神統一の方法とかが重要になると自分では思うんだけど
ネームの時点でどの程度ネタ出来てるのか聞いてみたい >>189
ギャグ描きだけど、普段からネタ帳にギャグを書き留めるってのは
俺はあまりやらないなあ。ネタ帳作っても、実戦ではあまり使えないから。
まずキャラとストーリーを考え、その後からメモっておいたギャグを
後から挿入するってのが出来ない。なんだか不自然になる。
キャラとストーリーを展開させながら、それに沿って
ギャグを考えてゆくっていうタイプ
まずキャラクターと出だしのシチュエーションを作る
んで、頭の中でキャラを転がして、思いついたストーリー展開とギャグを、
箇条書きにしてメモってゆく
それを元にネーム
かな
もっともそのネームも、2〜3回練り直すけど
その際に、セリフの練りと、いくつかのギャグの増減がある ちなみに、頭の中でキャラを転がして、ギャグを箇条書きにしてゆく段階が
作業的には一番重要なんだろうけど、特別な精神統一らしきものはしてないなー
ひたすら寝転がったままで考える時もあるし、外をウロウロ歩きながら
考える時もある
どっちが成功率が高いっていうのは、あまりない。
ただ、思いついた時に、自分で笑っちゃう事がギャグ採用の基準にしてる
とはいえ顔がニヤける程度で、口に出してプッとまではなかなかいかないな
プッと口に出して笑うレベルのやつだと、経験上、他人にもかなりウケたな ギャグもシリアスも描くけど
本当はギャグだけが描きたくて困る
でも、ギャグ一本だと壊れそうだし空しくなるし受けないし 「成功率」って表現がすごく分かる気がする
ギャグは調子いいと一瞬なんだけど、電波が降ってこないとほんとに出来ない
そして何度もネーム練ってるうちに何が面白いのか分からなくなってくる ギャグの思いつくメカニズムって、昔は本当に電波が降りてくるのを
期待していただけだったけど、さすがに限界に達したな
キャラクターの性格から作ってゆく方針に変えざるを得なかった
こっちだとやっぱり楽なんだよね。しかも一般ウケもする
具体的に言えば、普段は強気に見せてるが、実は小心者だったりするとか
異様に見栄っ張りな奴が、何かの秘密を守ろうとするとか、
弱みを他人に見られないようにするとか、そういうキャラとシチュエーション
これだと自動的に笑いが生まれる状況になってゆく
本当は、無声映画のギャグみたいな、いきなり巨大な岩が転がってくるとか、
クレーンに吊り下げられるとか、どんどんナンセンスな異常事態が
起きるようなギャグをやりたいんだけど・・・流行ってないからあえてやりたい。
というか、前はちょっとやってた。
でも、この手のアイデアは、あっという間に消耗して思いつかなくなる 鳥山もアラレちゃんでネタ切れして
冒険ファンタジーのDBに移ったよな ギャグは消耗品だからねぇ
まんが夜話でいしかわじゅんが知り合いのギャグ漫画家全員が10年ぐらいで壊れたとか言ってたのを思い出す。
相原コージとか凄かったなぁ…なにがオモロイの?とか正しく壊れたギャグ漫画家を体現するような漫画だった 壊れないギャグ漫画は時事ネタ漫画になる傾向がある
恋愛出ない、マジで でもその続けると壊れるタイプのギャグが好きだし描きたいんだよね
でも長く描こうとしたら、時事ネタや>>194みたいなキャラ主体のギャグに
思いつき次第渾身の(降ってきた)ネタ挟むのがせいぜいなんだよな
それでも辛い でも21世紀に入ったあたりから、ギャグ作家も昔と比べて
壊れにくくなってるとは思うけどね。10年、15年と持つ作家も増えてる
理由はギャグのパターンがもう出尽くして、今はある程度、
ギャグづくりのシステムもマニュアル化出来るようになり、
ずっと続けられるからだと思う
うすたとか、一昔前ならジャガーを10年とか絶対に出来なかった
久米田だって、改造や絶望先生を、昔ならあんな長期間出来たとは思えない
うすた漫画のような、マサルさんの頃なら先鋭的と言われてたギャグも、
ジャガーになると、こち亀やサザエさんのように長期連載できる方法論を
発見したんだと思う
あとネットの発達も大きい。久米田があれだけ色んなネタを扱えたのも、
現代のネット環境ならでは
ネットが無い頃なら、週刊であんなに毎回毎回ネタを集められんよ 別にうすたや久米田に限らず、こういうギャグを、作家が壊れずに
長期に渡って続けられる方法論は、ここ10数年、
漫画界全体でどんどん完成していった感じがする
ダウンタウンの松ちゃんが「最近はとりあえずこうやっとけば、
酷いスベり方をしない、みたいなマニュアルみたいなものが確立してるから、
昔よりも絶望的に寒い芸人が減った」
って言ってたが、漫画も同じだと思う。
ちなみに松本は「でもその代わり、飛びぬけた奴が出てこなくなったし、
そのマニュアルが通じなくなった時が一番怖い。一気にバラエティが
崩壊するかもしれない」
とも言ってる。これも漫画の世界も同じだと思う。 ああ確かにそうかも
考えるとお笑いとギャグ漫画は密接だな 88 :マロン名無しさん:2013/11/07(木) 22:35:41.02 ID:???
評価されやすい順
戦記物>日常物>ラブコメ>ギャグ
91 :マロン名無しさん:2013/11/13(水) 06:59:17.07 ID:???
ギャグ漫画は、長く連載して毒が抜けてくれば面白くなることも
ただ、抜けるまでがひたすらキツい
92 :マロン名無しさん:2013/11/16(土) 14:53:07.14 ID:???
ギャグ漫画って時事ネタで食いつなぐ印象
普通の漫画がバトルかエロで食いつなぐように
93 :マロン名無しさん:2013/11/23(土) 12:32:19.60 ID:???
銀魂や助っ人やしまぶー作品は本当のギャグ漫画じゃないよな 自分的完全ギャグの描き方
シリアスが正のテーマ≧負のテーマ(1:1)なのに対し
ギャグは正のテーマ<<<<<<<<負のテーマ(1:9)
1割だけの正テーマで「違うだろ」「そーじゃねーだろ」と茶化していく
負のテーマは、もう、病み過ぎてるぐらいが丁度いい
あとは、>>199のキャラ主体ギャグ+時事ネタ+思いつきネタでモチベ維持
理系脳です ネームを早く進めるポイントは
構図や台詞の正確度を無視して「この辺りにこのシーンが入ります」と
分かりやすくすること? 早くしたいなら頭をフル回転して手を最速で動かすのが一番早いと思われ
結局ネームでミスったらその後の原稿の出来に響いちゃうので
多少時間かかっても納得できるまで練りなおした方がいいと思う
自分は絵入れずにセリフのテンポとコマの大きさでシーンの重要度を割り振る
この段階でまず3回以上は練り直さないと見れたもんじゃないし
一晩寝かさないと冷静に手直しできないので最低二日はかかる
これでいいと思ったらそこで絵をアタリ程度に入れる >>206
ありがとう
2ページぐらい描く→頭痛くなる
描く→次のコマがすぐ浮かばない
のループじゃ話にならないのか >207
205で提案してるのはいわゆるコンテってやつだと思う
コマを割るんではなくて、どんなカンジのセリフをどんな構図で描くかをメモった物ね
これはこれでプロットの後にやっとけば楽になると思う
プロットちゃんと書いてる?
何をどう描こうか迷うようなら、もっと基礎の段階を固めてからにした方がいいと思うぞ
ネームは出来るだけ俯瞰で考える方がいいので
どんなに雑でもダメな出来でもいいから一旦最後まで描いてから修正した方がいい
部分部分で手直しすると全体でちぐはぐになってしまう 「ここが名場面だぞ!」ってコマは描きやすいんだが
説明文とか繋ぎゴマが大変過ぎる 説明や繋ぎのコマは、その名場面ゴマをどう活かすか、
引き立てるかってことを念頭において描くのだよ >>200
>あとネットの発達も大きい。久米田があれだけ色んなネタを扱えたのも、
>現代のネット環境ならでは
ネットのお陰で、職業や神話の知識も拾いやすくなった
ネットがなかった頃は、関連書籍を見つけることすらままならず
むさぼり読みたくて仕方がなかったのに
昔の漫画家はどうやって資料を集めていたんだろうか >>211
藤子A先生のエッセイによると、まずはマメな図書館と古本屋通いが基本
だから、でかい図書館と古本屋街のある東京に住んでないと不利だった
これは今でも多少は同じかもしれない
まだ書籍でしか拾えない情報って結構あるし
絵の資料は、古雑誌のグラビアなんかをスクラップして集めてた他に、
写真&図解入り百科事典が大いに重宝したらしい
日本のものと海外の、分厚いやつを何冊か持っていたんだと
絵の資料に関しては、文献資料よりももっと今の方が便利だよな
ネットの画像検索でどんだけ楽になったか・・・
10年ぐらい前はまだネットで拾える画像だけでは不足だったけど、今はもう、
7〜8割はネットで欲しい画像が得られる。そのまま使うとまずいのも多いけど。 背景資料とかも以前と比べると、グーグルのストリートビューのおかげで
どんだけ外で写真を撮る機会が減ったことか・・・
(それはそれで、ちょっとつまんないけど)
自分で撮る写真にしても、昔はデジカメみたく何度も撮りなおすことは
出来なかったからなあ。現像代も高いし・・・ 例えば名前とかの固有名詞がかぶってるのがすぐ分かるとか
歴史や科学の知識がすぐ得られるせいで読者も昔より詳しいし
適当な知識では描けない・他作品とかぶってはいけないと気になって
どこまでも読み進めてしまったりする
A先生はちょっとの暇を見つけては映画を見ていたけど
当時みたいに映画のネタをダイレクトに使った漫画描けない時代だしな よく、台詞と顔と手だけ描く方法をやるな
そうしないと頭が痛い いつもページが残り少なくなったところで
適当に詰めてまとめている希ガス・・・ ttp://siroganedo.at.webry.info/200807/article_2.html
ミニネームあるな ミニネームのさらに前段階と思われる、ページ割りした
シナリオらしきものもあるね
やぶうち作品は水色時代ぐらいしか読んでないが、失礼ながら、
そこまで念入りに練るタイプとは思わなかった 流れを大雑把に決め、一通り埋める→コマを細かく、リアクションを面白おかしく変えていく
って直し方してるけど
内容がみるみるうちに変わっていく
このやり方じゃないと話が目に見えない 話は作れるようになったけど、
今度は、演出過剰にする方法が分からなくなった
商業漫画みたく「これでもか!」ってほど演出過剰にして
見た目に花を出すコツってないのかな >>221
結局、自分が「これぞ、”これでもか!”だ」って思う商業漫画を、
徹底的に分析・研究しまくるのが一番早道じゃないか?
それも、いろんな作品の、いろんな演出パターンを。
これだ!っていうページやコマをコピーして、色ペンでポイントと
思われる部分の分析メモや、コマ間の視線誘導の矢印なんかを
コピーに書き込んでいって、片っ端からスクラップしてゆく
(もしくはスキャンして、PC内のフォルダとかに溜め込んでゆく)
量が溜まれば、ある程度、コツだの法則だのが見えてくるはず
それで、何を研究するかだけど、とりあえず思いつくのは
構図、キャラの表情とポーズ、視点誘導、エフェクト(効果線、効果トーン)
色彩(ベタ&トーンワーク)・・・
まだ何かあるかな? 読みきりで分析するといいよ
コピーするとき自分が描く原稿サイズに拡大すると
大ゴマ小ゴマのリアルなサイズがわかる 色々やってみたが
シナリオ→ネーム
が一番早い
シナリオで話の流れと台詞を決めて
ネームはひたすら画面構成を考える
もちろんネームの段階で足りない台詞を足したり逆に削ったりもするが
ネームの段階で話を決めようとすると話+絵と二つ決めなきゃならんからなかなか進まない
話を考える時は絵の事を忘れて字だけで決めた方がサクサク進む
絵に入る前に大体のページも分かるから計画立てやすいよ >>224
わかる。俺も基本的にはそのやり方なんだが、
絵と字の同時発想(進行)でネームを考えられる人を、羨ましく思う事がある
そういう人に比べて、俺は漫画脳が足りないなって
漫画家じゃないけど、宮崎駿は、自分は字でストーリーを考えられないから、
いわゆる”脚本”は書けないって言ってたな。
セリフもプロットもアクションも、全部ビジュアルからの発想で、
イメージボードや絵コンテからじゃないと出てこないって。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています