昔はまず「絵の仕事をもらう」ことのハードルが高かった
ネットが発達する前の時代はもちろんだけど、そもそもイラストやマンガがメジャーな娯楽のひとつとして確立していなかった時代(それこそ、上の人が言ってるような戦争体験世代が若い頃)は
何もかもを荒れ地の中で開拓していかなきゃならなかった
人生の全てをかける覚悟で背水の陣で挑まなきゃならなかった


今は「絵の仕事をもらう」ハードルはとても低くなった
片手間に描いた作品をネットですぐに発表できて世界中の人に見てもらえるし
コンテストやら何やらのイベントもしょっちゅうやってる
講座やハウツー本も山ほどあるし画材やツールも手に入りやすくなった
高校生くらいの子でもプロ並の絵を描いてスカウトされた話なんかもよく聞く
でも今は今でハードルが低くなった分、絵描きの絶対数が増えすぎてとんでもない競争社会というか戦国時代みたいになっちゃったんだよな
今日天下取った人が来年消えてるかもしれない、そんな時代