仕事が長く続かない。人間関係でトラブルになる。小関被告が飛び込んだのは、“性風俗”の仕事でしたが、月収約60万円は、すべて交際相手の競馬代や奨学金の返済などに消えていきました。
そして性風俗の客に、いわゆる“本番行為”を強要され妊娠しました。

小関被告
「客に口をふさがれ、スマホを没収され、手足を縛られ、抵抗できないようにされた。『もう同意だよね?』と言われ、中出しされた」
弁護人 「レイプだと思った?」
小関被告「思いました」
弁護人 「なぜ警察に言わなかったのですか?」
小関被告「風俗をやっている以上、こうしたリスクはつきもので相談できないと思った。他の人から『相談してもほぼ門前払い』だと聞いていた」

妊娠のことを誰にも打ち明けられないまま、去年5月に陣痛が始まった小関被告。
ホテルの浴槽に、お湯を張り水中で出産しましたが、その後、生まれ落ちた赤ちゃんを湯船に沈め殺害しました。