【冬コミ直前】元同人誌印刷職人が答えるスレ
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大昔に同じようなスレをvipで立てたことあるんですが
冬コミ前でいろいろ悩んでいる方もいらっしゃると思ったので
再び立ててみるテスト。
(1のスペック)
・軽オフセット印刷機回してました
・製版もやってました(白黒)
・製本・断裁もやってたよ。
・というか早い話4色機以外の工程はだいたい経験してます。
・印刷とは別に広告デザインもやってたのでデジタル版下も詳しいです。
・ぶっちゃけ、現在漫画家です。同人作家歴もながーいです。(ワラ
・だからデジタル漫画原稿(版下)の質問も大丈夫。
なにかありましたら質問どーぞ☆ >>108
印刷所に入ってる製本機や、そこの工場の作業方法にもよる気が
しますねぇ…私は黒だとやりづらいって思ったことないです。
たぶん、黒いと中心の目印つけても見えづらいとかそういうことじゃないかと。
>>109
正直黒塗りページは印刷としてめんどくさくはありますが(笑)
演出上必要ならばしょうがないかと。職人さんの腕の見せ所ですwww
許せる範囲とか何パーセント推奨とかは特にないです。 >>110
ありがとうございます。
黒塗りはやはり面倒なんですね。
多用しないよう気をつけようと思います。ありがとうございます。 >110
ご回答ありがとうございます
遊び紙云々は印刷所によるんですね
半分安心しました、ありがとうございます! 新種の紙ミランダは印刷向けなんだろうか
表面のガラスなんちゃらが剥がれたら
その部分は印刷が抜けるってことですよね? >>113
ミランダはまだ使ったことないからわかんないですなぁ。ごめんなさい。
どなたか詳しい方お願いします。 >>114-115
>>113です
紙屋さんで見て気になってたもんで、スレ違いなのにすみませんでした
誘導ありがとうございます 表紙におけるベタについてお尋ねしたいのですが
例えば1色刷で背景広範囲に渡ってベタを塗ると、ムラ状になった印刷物がかなりの割合で
混ざってきます(グラデーション状態)
これは、経費節減で使用しているインク量を控えめにしているということでしょうか
通常締切を守っているので、乾燥時間を考慮しているわけではないと思います
また、FCの場合はどんなにベタ面が多くてもムラを感じたことはないのですが
機械は異なるとはいえ、原理としてはCMYKの4色刷ですよね?方式がまるで
異なっているのでしょうか >>1さんじゃないけど…
CMYKはドットで様々な色を表現するのに対して(茶色のベタならC30%M50%Y50%)←数値は適当
色刷りはそのものの色で表現するから(茶色のベタなら茶色のインク100%)
ムラになりやすいと思う
グレスケ50%と黒ベタなら黒ベタのほうがムラになりやすいのとおんなじで
でも色刷りでムラになったことないなあ
安すぎる印刷所なら、まあ仕様としかいいようがないような >>117
>1色刷で背景広範囲に渡ってベタを塗ると、ムラ状になった印刷物がかなりの割合で
混ざってきます(グラデーション状態)
よくあります。腕のいい職人さんでもこうなってしまうことが多いのです。
そもそも印刷機のローラーは同一方向に並んでおり、実質印刷のドラムに
当るローラーも一本だけです。『一部分だけインクを多くする』
というのはほぼ不可能に近いのです。
特に同人誌印刷は部数が少ないですから、インクの調整だけで100部の発注に対し
100枚近くインク調整用のためし刷りが必要になったり、インク調整をしても
一度機械を止めるとまた元のインク量に戻るまでに2・30枚はかかってしまうのです。
『裏写りしない限界』を求めていくと、グラデ状になってしまうのも
しかたないのです。しかもベタが広範囲に及ぶとさらに調整が難しく…。
フルカラーの場合でもムラは起こっていますがローラーを4回かけるので
ムラが判りにくいのと、そもそも機械のクオリティが格段に違います。
あとは118さんの説明通りです。
同人印刷で一般に『オフ』といわれているものは『軽オフセット』と
言われるものであり、フルカラー印刷にくらべて簡易的な印刷ですので
クオリティはある程度限界があると思ってください。
あと、ここでも言ってますが基本的に『ベタは少なめ』のほうが綺麗に仕上がります。
それから、印刷所によって得意な色が違うケースもあるんですが
ムラになりやすい色と、そうでない色があるんです。
皆さんが普通に絵の具でムラが起きやすいなぁと思っている濃い色は
印刷でもムラになりやすいですし、黄色など明るい色はムラになりにくいです。
(インク成分により例外あり) 117です
なるほど、そういう理屈なんですね。
色インクで出すベタ特有の存在感が好きなので、どうしてもやりたいときは
リスクを覚悟した上で明るめの色選択や濃度控えめを心がけようと思います
お二人とも、ありがとうございました! >>120
いや、違うですよ。
でも愛知県の職人です。同級生が元プリンの社員でした。(笑)
あそこはメジューム(透明なインク)を混ぜたパステルカラー系のインクが
よくムラになってましたね。
このスレ見てたらなんか印刷してるとこ見学したくなって来た イベント前2日で刷ってくれると言うところを見つけたんですが、
インクってそんなに早く乾くもんなんでしょうか? >>126
オフセットかい?
1じゃないが乾く。紙によるけど朝刷って夕方製本くらいは可能。
要は後加工の問題で丁合い、製本時にローラー等でこすれてしまう。
チラシの類なら今や夜持ってきて朝出荷も珍しくないよ。
コミケ前なんか極道入稿しなくても
後回しになっちゃったサークルはそんな感じになる。
昔は製版等の工程で時間を取られたけど
今はCTPが当たり前になってるからね。
でもまあギリギリなのは間違いない。
堅気の印刷会社なら製本までやるならもうちょっと日数取ってる。 >>128
ありがとうございます。
昔の知識しかなかったので、アドバイスで安心できました。
可能なんですね…今は。
あまりギリギリにしないよう、明日夕方に入れようと思います。
ありがとうございます! まあ一日二日で可能と言われても余裕持って入れた方が仕上がり綺麗よね 早く持っていったから綺麗になる確率は高いかってのは
正直難しい話題だと思う。
例えば1日くらい早く持って行くだけだと使うプランは変わらんでしょ?
となると、「これ特急〆の商品の仕事だから後でまとめてやっちゃおう」
なんて事は普通にあるわけで。
あとは現場の意識とか緊張感次第で仕上がりはどうにでもなると思う。
ベタのムラの話だって普段からニップとか水周り調整してりゃ
これまた違う結果も出てくるんだよ。 コミケの超終盤に入れると中の人の感覚が研ぎ澄まされてるのか
普段よりも仕上がりがきれいなことあるもんなw >>132
コミケ出荷前日の夜に入稿されて
翌日夕方の便に乗せてビッグサイトに間に合った事がある。
そうなってくると、中ではもう実はスパコミの仕事やってたりする。
超繁忙期→中繁忙期くらいに落ち着くんだな。
印刷機も常に回ってるから安定してるという見方もできなくはない。
ただしハッキリ言ってミスも多いよ。
132は運が良かったとしか言えない。
実際途中でミスに気付いても「見て見ぬフリして出荷」なんてよくある。 イベント2日前になって、駄目もとでお願いしてみたら引き受けてくれた
なんだかまだ余裕がありそうで、その日は印刷のための版だけ作って
印刷は翌日(つまりイベント前日)に行いますと話していた
2日前ならインクの調整とかする余裕くらいはまだあるんでしょうか
ろくに確認してないけど、ミスらしいミスもなく通常通り綺麗に出来てた
感謝 1さんまだいるかな?
予約がいる印刷所を使ってるんだけど、
P数や部数が良く変わります(特に部数が、半分や倍になったり)
印刷所さん的には、多く言われるのと少なく言われるのどちらがありがたいですか?
それとも、予約時の数字なんてあんまり重視してない? 1さんじゃないんだけど、以前電話で予約をした時に
ページ数が変更するかも…と言ったら
紙の準備の都合があるので多いページ数で予約しておいてくださいと言われたよ 136ありがとう!
何となく、多く言われる方が困るかなと思ってたけど、
間違ってた上に理由もわかったからここで聞いて良かったよ。
覚えておきます ひさしぶりに見たら…まだ残ってたこのスレ!!
夏コミ前ですので答えますよー。
私は今回仕事の原稿あるのでコミケ不参加ですが。 締切守るのが一番だとは思いますが、たまに遅れて迷惑かけてしまいます
お詫びに差し入れしたいとも考えたことがあるのですが、
それより継続して刷り続けたほうが中の人も嬉しいんじゃないかと思いやめました
そこで、言われて嬉しい言葉、やってもらえると嬉しい事ってなんですか?
ちゃんと締切まもる、規格を守る、は当たり前だとおもうのでぬきでw
あと差し入れって困ります? >140
>それより継続して刷り続けたほうが中の人も嬉しいんじゃないかと思いやめました
お客様の鏡です!!!
夏コミだと直接搬入の場合印刷所さんがチェックを兼ねてそれぞれのブースに
来てくださることもあります。そのときは素直に『ありがとうございます』とか
『お疲れ様です』とかという一般的なねぎらいの言葉でいいと思います。
『綺麗に刷ってくださってありがとうございます!冬コミもまた発注させて
頂きますのでよろしくおねがいします!』とか言われたら最高に嬉しいかも!
差し入れはたぶん困りますね。印刷所の人はコミケなどの大型イベントだと
団体で搬入してますから人数が多いんです。ペッドボトルのジュース2・3本
差し入れたところで分けられないので困るんじゃないかと。
あーでも壁クラスの大手さんなら普段から印刷所と懇意にしてる人多いので
社長にお歳暮贈ったりしてるかもですね。 >>1
すぐには落ちないからたまに覗いておくれやす 夏コミまでの間はage進行のほうがいいのかなぁ?
意見求む。 質問回答者が必要に応じて(気分で)ageはどうだろう?
本文データ・全ページ文字だけ・納期充分(1週間〜)でも
ページによってインク濃度が変わることがあるのは何故?
全面ベタみたいな原稿の作り方の問題じゃなくても稀にある
・インクの調整や刷る時の圧力
・何枚か刷るうちにインク濃度が変わる
・紙の端っこのインクが薄くなる
なんかが>>117-119や小説スレで見かけた原因じゃないかなな意見
自分はグレスケ600dpi・PDF・80P前後・×短納期で見開きページムラになりました
ただ、短納期じゃないといっても超都市合わせ繁雑期だったのが原因かも >145
はい。私が>119で申し上げたことと同じ理由です。
文字モノだけだとしてもグラデ状になることはあります。
こればっかりは軽オフセットの取って出し印刷である
同人印刷では起こってもしかたのないことなんですよね…。
部数少なくて軽オフセットでは限界があります。 グラデというより左黒100%右90%な感じで
左右ページの濃さが違うんだけど>>119ですね
二値なら防げるというわけでもなさそうなので
次回は綺麗に印刷されることを祈ります
ありがとうございました! 余談として…。
実は難しいのは『べたの多い原稿』だけでなく『文字モノなどのインクが少ない原稿』
も難しかったりします。
理由はインク調整が超微妙だから。インクが少ない分調整がすごーく大変なんです。
印刷機って『インクつぼ』がローラーと同じ幅だけあって、それを『ねじ』で
物理的に調整して(ネジを締めればインクが少なく、開放すれば多くなる)
インクの出を変えるわけです。コンピューター制御なんかできなくて
完全に職人の目分量&指先の経験だけで行うんですよ。
普段ベタの多い原稿が多い同人誌印刷屋の職人にとって、インクの少ない
小説原稿は逆に慣れなくて難しかったりするんです。インクを出しすぎれば
字が太り、少なくすれば薄くなっちゃうという。(汗) >>148
今の印刷機(最新とかじゃなくても)はつぼ開度はふつうにコンピューター制御だぞ……。
相当古い機械じゃないとねじでつぼ調整なんてしてない
つぼキーの数値調整のことをねじでって表現しているならそうだけど、
特に同人誌の文字ものは印刷としては一番楽勝な部類だと思うなあ。
俺はベタ濃度とグラデの両立のほうがはるかに難しいと思うよ。 >>149
いやいや、まだ町工場的な印刷所は手調整多いっすよ。軽オフですし。
回転数はコンピューター制御ですけどね。
文字モノ苦手っていうのは、私の実体験。
文字ばかり印刷している時はいいんですけど、漫画→小説→漫画
って刷らなくちゃいけない時は調整が難しいです。難しいというより
調子が出てくるまでに時間と試し刷りがかかるっていう感じですけど。 >>150
ちなみにうちが使ってるのは、しっぽさんとこと同じ古い2色反転機。メーカーでは失敗作といわれているやつw
どういう原稿が得意で不得意かって印刷屋によってかなり変わってくるよね。
これだけじゃなんなので>>145向けに
>・インクの調整や刷る時の圧力
同人誌はみんな同じような紙を使うので、圧が変わるってことはあんまりないね。
インキは気温や湿度、機械に入れてからの時間経過、機械の温度によっても性質がだいぶ変わる。
>・何枚か刷るうちにインク濃度が変わる
インキの濃度じたいは変わらないが、上記のように外部要因で状況は変わる。
あと、オフセット印刷ってのは基本的に水と油(インキ)の混ざらない性質を利用して印刷するという原理なんだが
油と水が混じる「乳化」という現象がおきる。このぎりぎりのところで印刷する「適正乳化」(油中水滴乳化した状態)が
きれいに印刷できる状態だが、長い時間まわしているとこれが行き過ぎて「過乳化」(水中油滴乳化した状態)になる。
そうなるとインキのつきが悪くなる。
>・紙の端っこのインクが薄くなる
これはどっちかというと少ないと思う。インキはどんな印刷機でもローラーの左右端のほうに逃げていくからね。
逆にそれを避けるために端のインキを薄くしすぎた結果かもしれない。
いずれにせよ濃度やその他の印刷の状態ってのは原因がひとつじゃなくて多数の要素が複雑に絡んでいるんだ。
一概に「これが原因」とはなかなか言えない。
印刷機オペってのは結局その場その場での「現物合わせ」で調整できるか否かがうまい下手にそのまま直結するんだ。 >151
おお!乳化の話まで!
可能性としては乳化と水負けの可能性も捨てられないんですが
印刷所がそんなものは出荷してないと信じたい。(苦笑)
上手い職人でも失敗する時は失敗するというシビアな調整が要求されるのが
オフセット印刷なんですよねー。 印刷とは直接関係ない些細な疑問でもいいのかな?
よくデータ入稿の注意点フォトショで作ったデータならトンボ不要
イラレで作ったデータは必ずトンボつけてねって書いてあるけど
同じような系統のソフトなのに対応が分かれるのは何故ですか? 印刷職人さんに聞くまでもない質問だな
イラレはトンボがないと画像のサイズがわからないからだよ
IllustartorとPhotoshopは同じような系統のソフト、ではない ドロー系の代表ソフトとペイント系の代表ソフトってことで
むしろ対極にあるとされてるソフトだよなあ
おなじアドビだから共通点も多いけど、役割としては全く別ものだよ
>>154
ものすごーーく簡単にいえば、フォトショのデータは、単純に画像そのもので一枚絵
イラレのデータは、あくまでも配置データであってそれ自体が一枚絵ってわけじゃない フォトショしか使ったことなかったので
初心者丸出しの質問してすいませんでした
解りやすい説明有難うございます長年の疑問が解けました 便乗してフォトショについて質問を
データは基本トンボ必須だと思いますが、フォトショの場合センター合わせにするのでトンボ不要
と謳っているところが割と多いと思います
けれども謳っていないところもあります
データ入稿の説明書きで「トンボ必須」と謳いながらも、フォトショの項目を詳しく見ると
「フォトショの場合は不要」と謳っているところもあります
この差は、やはり印刷所によって面付けの方法が異なるからなのでしょうか 自分もフォトショ便乗質問
左右ページで上下にずれることがたまにある、小説でもずれる
断ち切り幅は全ページ同じです
印刷はセンター合わせでされてるのに製本の時にずれるんでしょうか
データだとトンボは逆に要らないと思ってたけど入れておいた方が安全ですか? おおっと!ちょっと納品で目を離していた隙に!
>>154
イラストレーターでトンボ必要で、フォトショでトンボ不要なのは……
トンボが不要なんじゃなくて『フォトショのトンボが邪魔だから』です。
簡単な言い方をすると、フォトショのトンボは写真加工ソフトの専門ではないのに
無理矢理つけるトンボなので精度がありません。
そんなトンボは信用出来ないし、印刷時には印刷所側でトンボをつけることになるのではっきり言って邪魔なんですね。
トンボをつけてこられると、こちらでの製版のときに精度の低いトンボを消さないといけなくなるんです。
イラレのトンボが必要なのは、逆にトンボをつける専用のソフトであることと、データの作り方に関係が
あるわけですが…まあこれはイラレつかってる人ならわかりますよね。
キャンバスが原稿サイズではないっていうのが原因でセンターがどこかわからないと別ソフトに配置出来ないとかいろいろ。 >>158
えーと、本来の一般印刷・グラフィックデザインの現場では、
『フォトショのデータを一枚ぺろーんと入稿することはほぼありえない』
んです。普通は上記>>160における>>154への回答のようにフォトショのトンボに信用がありませんから
(ドローソフトではないので若干の誤差が出ます)
フォトショデータをイラストレーターに配置して、イラレでトンボをつけてから入稿するのが一応業界内の基本です。
(またはクオークやインデザインなどの編集ソフトに配置してトンボをつけます。まあ実際にはフォトショデータだけで入稿可能ですけどね)
なので乱暴な言い方をすれば、その基本にのっとってる印刷所は『トンボつけてください』
(精度の低いトンボはそのとき消して、こちらで付け直しますよ)でしょうし、
一般人であるお客様の画像処理スキルを考えている印刷所は『トンボいりません(邪魔です)』
(変なトンボつけられて、いちいち消す身にもなってくれよー!)ってことになります。
ぶっちゃけ杉?www >>158
印刷は8面付けとか16面付けとかで刷っているわけです。そうすると、製版時、印刷時、製本時断裁時に
一部がほんの1ミリズレただけでもそれが全体に影響し、ほかの部分で5ミリもズレてしまう…なんて
ことになったりもします。(縮小原稿だとさらにズレやすくなります)
アナログの頃はズレの原因の多くはお客様の素人仕事な原稿とか、受付のお姉ちゃんのあまり上手くない
面付けが主な原因になることが多かったような気がしますが、データ原稿の場合はそれはたぶん
ほとんど関係がなくなりました。
一番の原因は印刷時のズレでしょう。
しかし紙が生モノである以上、その日の湿度や温度によって紙に変化が起こります。
コンピューター制御されている現在の印刷機でも、紙を印刷機に送る部分の調整は今でも
人間の職人まかせですし、コンピュータ制御でも若干のズレは発生します。
印刷している間に機械の中でズレることもあるでしょうし、まったく同じように印刷すると
いうのはほぼ不可能だと思ってください。ましてや軽オフセット印刷ですので
商業印刷の精度を求めるのは無理です。
5ミリくらいまでのズレは仕方ないことだと思ってください。
しかし、それ以上の明らかなズレに関しては単なるミスです。
普通は漫画の内枠や、小説の文字位置でだいたい位置を合わせるのですが、たまにそれを見落としたり
することがあります。それは印刷所のミスの場合もありますが、原稿がトンボ無しだと判別つきにくいモノ
だったというケースもありますね。
極端に断ち切りばかりの原稿とかはトンボをつけたほうがいいかもしれません。
詳しくは印刷所に聞いてください。現場によって違うので。 あ、>>160の
>フォトショのトンボは写真加工ソフトの専門ではないのに
は
>フォトショが写真加工ソフトであって、版下作る専門のソフトではないのに
です。 >>160-からの流れでなるほど!
小説が1ミリ段差でも目立っていて
今まで漫画でもずれてたかもしれないけど
繋がってる絵じゃないと気付かなかっただけなんですね
トンボは印刷所指示に合わせます、ありがとうございました 158です
なるほど!実はつけていたトンボを付け直されていたことがあって(位置は変わらず)
つけるように指示されてはいるものの、やり直されるくらいなら最初からつけないほうがお互い楽なんじゃないのか
とずっと疑問だったんです
すっきりしました。ありがとうございました PP加工(オンデマ)の質問でも大丈夫でしょうか
オンデマでPP貼れるところが少ないのは
短納期低価格が売りだからオプションにないだけか
トナー印刷だと剥がれやすい等技術的に問題があるのでしょうか?
オフでも背表紙の端が捲れてるものがあるので剥がれるものなのかと
もう一つ、印刷所によってグロスPPとあるのは
グロス(光沢)の一部がクリアPP、ニス加工で合ってますか? グロスPPは単にクリアPPの別のいい方なだけだよ。
ニス加工は入らない。ニス加工のことをグロス加工と呼ぶ会社もあるから
ごちゃごちゃになってるんじゃね? ニスもツヤ出しニスと保護ニスがあるね。保護を目的としたものはツヤがない場合もある。
マットにするニスってあったっけ?それはPPだっけ? ここ読んで遊び紙を黒にした時
表紙と本文の天地が逆になる率が高い理由がなんとなくわかったw
元中の人ありがとう 発注書等をFAXする→直後に電話をかけFAXが無事届いたか確認してもらうという
社会人的常識といわれていることをやったら
保留ボタンを押し忘れたのか受話器の向こうから
社員達の本音会話がきこえてきたことがあるw
「いちいち確認しろとか何様なんだっつーのw」
「しかも送り状とかバカかとwww紙の無駄すんなよって感じw」
「メールで『お世話になります』って人でしょ?お世話求めんなよ厚かましいよw」
そんなわけで、この日以来どこの印刷所の世話になる時にも
『お世話になります』言わないし
FAXに送り状つけないし郵送物には添え状つけないし
入金したら入金通知しないしFAX後の確認願い電話もしなくなったのですが
どこの印刷所でも中の人としては上記のような
一般社会的にはアリな行為はやはりNGなんでしょうか
前述の印刷所と別の所では、はじめて中の人と直接お会いした時に
「メール等の文面がかたくるしいビジネス文書っぽいので
気難しい方なのかと思ってましたw」と言われたのですが
もしかして印刷業界ではビジネス文書的なノリは嫌がられるのでしょうか どこの業界でもTPOをわきまえないヤツは嫌がられると思うが
TPOをわきまえていないのは
その印刷所のほうだね
ビジネスだろ。相手は客だろ…
どっちが「何様」なんだか >>171
同人印刷的にはそんなきっちりでなくていいと思うよ
考えれば分かると思うけど
高校生大学生も相手にしてるんだしビジネス的な作法は求めてないっしょ
>FAXに送り状つけないし郵送物には添え状つけないし
そこまで丁寧にしなくていいし
>入金したら入金通知しないしFAX後の確認願い電話もしなくなったのですが
連絡してねと言ってるところ以外にはしなくていい
でもメール出だしで『お世話になっております』は普通じゃないのかなあ
同人者同士の、たとえばアンソロ系とかでのやりとりや
書店へのメールでもそうやって始めるのは普通だと思うし・・・ 入金してデータ入稿して発注書FAXしたのに
イベント当日に搬入されてなくて慌てて問い合わせたら
「FAXとどいてないから刷りませんでした」
ってことがあってからFAX後の確認TELは
保障としてやっておきたい
FAXの送信履歴みたら送信成功とか書かれていたからw
もしかして確認TELするなってのは
刷り忘れた時の為の言い訳にできるからなんだろうか クリアPP、ニス加工の違いはわかってるんですが
PP加工しやすいかも含めて結局明確な答えはなく印刷所によるみたいですね
ありがとうございました
>>171
どこの印刷所か知らないけどそこが特殊なだけだと思う
でも仕事効率化で指示が出てるのだろうからその通りにすればいいかと
ヤバイスレに同じような話が出てる 質問age
乱丁についての質問です。
先日、とある印刷所にオフセット印刷B5の本をデータ入稿で刷ってもらいました。
頒布前に中身をざっと確認、乱丁落丁らしきものはなく全冊中半分ほどを頒布しました。
イベント後、当日本を買った方から乱丁の連絡が来まして、その内容が
「同じページが2回ある」というものでした。
ページの並びが 3→4→3→5 のように、3P目が2回入ってその裏は別ページといったものです。
製本時に同じページが2枚入ってしまったのかと思ったのですが、
それだと3の裏ページは同じページになるはずですし、
面付け間違いだとしたら全冊乱丁になると思われるのですが
手元の数十冊には同じ乱丁はなく、書店数箇所にも納品しましたが乱丁の連絡はありませんでした。
乱丁本の写真を撮ってもらって確認した限りでは、印刷のズレや本来のページに重ねて印刷した形跡はなく、
きれいに印刷されてるけどページの並びがおかしいといった状態です。
このようなことが起きる原因は何が考えられるでしょうか。
また、1冊だけこういった乱丁が起きるというのはありえるのでしょうか。
当該印刷所に画像データと共に確認をしたのですが、
「考えられない」とだけで原因の心当たりも返答してもらえませんでした。
乱丁報告はその1件だけでしたので、余部で問題なく対応できたのですがいまいちスッキリしません。
可能性としてはという憶測でもかまいませんので、どうしてこういう乱丁が起きたか教えていただけないでしょうか。 印刷所の中の人ではないけど、1冊だけそんな乱丁って確かに普通は考えられないよね
とりあえずその本を送って貰うことはできない? 製本機を動かしてるどっかのタイミングで抜いて、戻す時に間違えたんじゃないかな。
都内商印で製本機持ってない会社の中の人の想像だけどね。 >178の乱丁は、3→4→3→5→6→7なんだよね?
面付け間違いでない限り考えられない
状況説明からの可能性としては、
・全冊作り上げてから数冊〜十数冊分の不備が発覚
・余部、刷り出し分での追加ではまかなえず、先の版も死んでいる
・仕方ないので、数冊〜十数冊分のみ面付けからやりなおし
※この部分で面付け間違いが起こった
・ただし、納品されたのは刷り足し分(乱丁分)、数冊のみだった
という流れ
これだったら、一部面付け乱丁で数冊しか発見されないのも
納得できるが、これもかなり無理矢理な可能性だ 178>多分、本紙を通す前にヤレ紙を流してそのヤレ紙が混入したか、片面印刷機で印刷
→裏面を印刷する時に一枚だけ、咥え方向からではなく、羽根側から印刷されたのだと
推測されます。加工時に折り丁で製本したのなら不良本は一冊だけ、ペラ丁合なら
2冊or4冊or8冊不良本がある可能性があります。
うまく説明できてないような・・・・。ごめんなさいね〜 今切羽詰ってるわけでは無いですが今後の参考にお聞きしたく。
フルカラー表紙をミランダ170kgで刷りました。
余裕を持った良い子入稿。データで同じ印刷所同じ条件。
肌色調整希望者は申告汁、とあったので両方ともお願いしました。
冬に刷ったときは背景濃紺っぽいに人物、春に刷ったときは背景白っぽいに人物。
同じソフトで同じ手順で作成、データ上の数値も殆ど同じなのに
冬のお肌は白人のような透き通る感じで、
春のは小麦色に日焼けした人のようになってしまいました。
(白人のような色合いの方がデータに近い再現)
印刷所に原因を調べてもらったのですが
「ミランダという特殊紙の特質だから発色の仕方にムラがある」という回答でした。
微調整は職人さんの腕にかかっているものだと理解はしておりますが
それにしても極端な感じで大変残念でした
例えば、黒髪の人物がタキシード着て、金髪の人物が白いドレスを着る、
といった極端な濃淡がある場合はミランダでは再現が難しいのでしょうか。
こういう事態をなるべく次から起こさない為に、
データを作成する段階での注意事項や、
入稿時に一言添えるとしたら何と申告すればよいでしょう。
アドバイス頂けましたら嬉しいです。よろしくお願いします。 それだけ違えば機械、人のメンテナンスが甘いんでしょう >>183
受付営業さんが紙の特性について知っている人だったら
事前説明で事故は避けられたかもしれないですが・・・
今後悲しい思いをしないために183さんからできることは、
・冬に刷ったものを前回見本として印刷所に提出する
・さらに余裕を持って入稿し、一旦色校正をお願いする(行っていない印刷所もあるので要確認)
この2点だと思います。 殆ど同じ数値っていっても、肌の数値は例えばシアンが1パーセント変わるだけで
全然色が変わっちゃうよ
あと背景の色に視覚が影響されてない前提での話だよね
濃い色の背景に囲まれた肌は自然に白っぽく感じると思うんだが
183です、規制喰らってましたのでお礼が遅れました。
見本として提出や、色校正という方法があったんですね、次回以降検討しますありがとうございます!
一応今回の入稿時に発注書にもメールにも前回、前々回の状況を明記しましたところ
調整時にご配慮下さったようで、問題なく仕上がって参りました。
うるさく注文して申し訳ないと思っておりましたが綺麗に仕上げて頂けて嬉しかったです。 印刷所に紹介料とかはあるのかね?
同人印刷所で働いてる知人がたびたび合同誌を持ちかけてくるんだけど
その印刷所が割高でピコピコの自分らには全然あってない
20p1000円とかになってしまう
でも知人は自社じゃなきゃ絶対イヤだそうで高すぎる印刷料金を赤字含めて仕方なく折半している
明らかにレベルにあってない印刷所を使いたがるのは社員にいくらかのペイがあるからで
自分らはいいカモにされてるのかなぁと? 合同誌って双方の納得の上で作るものじゃないの?
困る・嫌ならやらなければいいだけだと思う >>188
中の人じゃないけど、レスすまん
社員だと社割とかあるんじゃないか?
割高なのにゴリ押ししてくる時点でその人友人なの?ってかんじなんだけど
188に印刷所の正規の値段で請求しといて差額を懐に入れてる可能性がある
印刷所の明細とか振り込み証明書とか、支払い金額が明確に証明できるものを見せてもらったことある? ごめんここ中の人が答えるスレだったのか
まるで188の相方乙のようなレスになってしまった・・・ >>190
そうなのか、そうだよな
以前「他の印刷所でも?」ってふったら
自社の印刷設備がいかに素晴らしいかを専門用語交え小一時間ご高説いただいて
物凄くウザかった思い出があるのでそれ以来印刷関係には一切口出してないんだ
ちょっとでも印刷関係の話を出すとここぞとばかりにそこまで聞いてない的な蘊蓄をたれはじめたり
他人のコピー前のコピー誌原稿に勝手にトンボつけはじめたり
ふぅ
別の理由つけて断ることにする 発注番号わかるなら直接印刷所に問い合わせて金額確認してもらえ
わからないなら「税金の関係で正規の領収書が必要」とか適当な理由つけて領収書をゲット
そして直接問い合わせて領収書番号から内訳を出してもらう
ご友人が発注番号わからんとか領収書発行できんとか言ったら黒確定の予感 いや差額取り返そうとか微塵も思ってないのでいいです
お金に困ってないし。
料金的にはサイト明記と変わらないんだけど
社割使って?悪いことしてる人がいるってことで。 お金に困ってないから取り返さないでいいやは別に個人の自由だから勝手だけど
その友人が調子にのって他人もかもにしはじめるとやばいから本気で黒そうなら釘さしとけ
悪いこたー言わないから
あと元が高い印刷所らしいけど社割程度でその差額埋めてプラスまでにいくもんなのか?
実は正規にその印刷所使わず勝手に会社の設備で印刷してるって可能性もあるけど…
しかし他人のコピー誌原稿に勝手にトンボはかなり迷惑だな…
根本的な性格や感覚に既に問題がありそうだぞ
若いならいいがそれなりの年ならもう修正はきかない 質問です
トーンまで仕上げたアナログ原稿→スキャナで取り込み
の形でデータ化した原稿はアナログをそのまま入稿した場合とやはり大きく差がでますか?
大小に関わらず実際差が出るとしたらどれくらいか、
なるべくそれをなくすにはデータ化の際どの点に気をつければいいかなどあったら知りたいです
合同誌の相手がアナログなんですが入稿予定の印刷所がアナログP単位手数料+〆切が早まる
というところで費用はまだ別にしても〆切が早まるのがやはり厳しくて
別の絵描きでデータ原稿の友人に聞いたところスキャンしてデータ化すれば大丈夫だよ!と聞いたのですが
印刷所でもスキャン→データ化の流れではあるらしいのですがやっぱり設備の差があると思うので
そのあたりがどうなのかと心配で…
線画の時点なら線画アナログ取り込みで仕上げデータという人はよく聞くのですが
トーンまで仕上げた原稿でスキャンしてデータ化となるとどうなんでしょうか それってここで聞くことなの?
印刷所の中の人関係ないような 慣れてないならスキャンと補正で時間食って
締め切り伸ばした意味がなくなる気がス。
ゲスト原稿2、3頁ならともかく合同誌なら十数頁は
あるだろうし、とにかく原稿の水平きっちり置いて
スキャナのガラス面もなるべく綺麗に
保たなきゃいけないからスキャンだけでも
結構時間かかるよ。
一番の問題はトーンのモアレだと思うので
ほとんどトーンない原稿ならまだいいけど
ベタベタにトーン貼る作風だとぶっちゃけ無謀だと思う。
>>196
中の人じゃないけど素直にデジアナ混在おkな印刷所に変えた方がよくない?
それかデータをプリントアウト
オンデマ印刷所使うなら選択肢狭いかもしれないけど
自分でデータ化は相手の線トーン使いにもよるし
印刷所に任せた方がスキャナ機能の違いと慣れで綺麗だとは思う 質問です
よく一般印刷所で同人誌表紙をやっているところで表紙印刷して
持ち込みで本を作ってもらっているんですが、
「表紙印刷」の商品じゃなく普通のペラ物A3(B5本表紙の場合)で
トンボ作って持ち込みしても問題ないのでしょうか。
もし製本用のサイズがあれば裁断するか、
今まで通り同人誌表紙用で持ち込もうと思っています。
以前口絵を入れたときはペラ物A4(B5本の場合)で
トンボ入れてそのまま持ち込みで大丈夫でした。
まだ特定の印刷所に決めているわけではないので、
一般的に持ち込みOKの印刷所での場合でお答えいただけると助かります。
よろしくお願いします。 >>205
>>1じゃないが、印刷屋によるとしかいえない。
ドブが何mmかとかは会社しだいだから。まあ現場はやれといわれればできそうなことは何でもやるし、
トンボが自分のところと違うならそれの現物あわせでなんとかするけれども、
それを会社として受けるかどうかはまた別問題だし。
結局印刷所スレのテンプレどおり「入れたいと思ってるところに直接聞け」がその質問の答えかな。一般論はない。 >>205
A3にB5表紙ならまず問題ないでしょう。
各社それぞれ使っている製本機もちがうので、それぞれにやりやすいサイズを統一していると思います。
問題になるのはそのサイズに出来ない状態で持ち込まれること。
極端な例だと余白全くなしの状態で持ち込むと、仕上げで切り落とす部分が無いので使えないということになります。
なので、周囲に十分な余白があればどこに入れても問題ないと思います。
余談ですが
同様の理由で、締め切りぎりぎりで本文間に合わないから表紙を別のとこに送ってというのも、
すでに製本しやすいサイズに仕上げられている場合があり、それを回された印刷所が困るということもあります。
なるべくなら表紙も本文も同じところにしたほうが印刷所としてはやりやすいと思いますよ。
なんて今見てる人いるのかな? あなたがご無事で本当に良かった
書き込みが無いので心配してた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています