描きながらこれは違うこうでもないとなんども書いた線を消しまくってまた当てずっぽうに線を重ねてのループで紙を汚くしてるのがいるけど
そんなのはペンの芯を無駄にしてるだけ 
なにが描きたいのかよくわかってないならイラスト集や自然科学物関連の図鑑やゲーム攻略本とかの資料を買いそろえて机にならべて、
描きたい絵に近いと思った絵とにらめっこしながら、寝っこがってもいいからこれ以上細かい部分が想いつかなくなるまでイメージを整える  
そしたら集中力こめて極力無駄線を書かないように慎重にデッサン完成まで描く。
それを苦しくなくできるようになったら次は線の強弱、色塗りの仕方と進む。同時平行でもいい。
頭に鉢巻いて徹夜の受験勉強みたいなあんなのはギャグでしかない。勉強できる人は昼間中にここまでやろうと決めて夜はきっぱり寝る。
それを年単位で、ジョバンニなんかいないんだから長期間さぼらずにだらだら重ねようぜっと感じで毎日きたるべき日に慌てず備えてる。
仕事ならともかく自分が能力を身につけるにおいて残業はしない。
顔真っ赤にして手数重ねれば努力だと思ってるイノシシをポテチ食ってくつろぎながらあざ笑う。
そんな気持ちでのぞむ。
空手の巻き藁突きなら腕の伸筋と屈筋のバランスや体力増やしや拳の骨の硬度をあげるのに手数は意味があるが
創作の修行は消耗品が次から次へと飛んでいく都合上無駄撃ちはできず、早くモノにしてかないとならない。
そのためにはどんなに熱い意欲があっても無駄なことはやらないときっぱり割り切るドライな事務的な態度とのバランスをうまく振れる必要がある。
いくら情熱があろうが上達するまでは自分の絵などクソなのだから 下手なプライドなど持たずに開き直って落ち着いてゆったり取り組むことだよ。