0205通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
2019/03/05(火) 06:27:10.25ID:PahTyvI9d「……こ、ここは……」
キラがコックピットの中で目を覚ます。
「!! そうだ! 僕はあの時、爆発に巻き込まれて……」
キラは暫く呆然とコックピットの椅子に項垂れた。
そして、外に出るとそこは荒涼とした大地が広がる世界だった。
キラは慌ててフリーダムのコックピットに戻りコンソールを操作する。
「原子炉正常稼動、各種ディスプレイ異常なし、PS装甲正常稼動、オールウエポンズグリン、各種センサーオールグリン……フリーダム自体には異常なし!? そんな馬鹿な!? あの時フリーダムは!?」
キラは愕然とした。
「こ、ここは一体……僕は宇宙にいた筈だ! ソレが何でこんな所に!?」
キラの混乱に拍車をかける事は更に続いた。
「ッ!? レーダに反応!? でもコレは……金属の反応じゃない!? 生物反応!? しかもこんなに沢山!!」
キラはコンソールを操作し、望遠機能で目視確認しようとして後悔した。
「!? 何だこの化け物は!?」
キラは余りの気持ち悪さに吐きそうになる。
いや、“アレ”は本能が拒んでるとキラは考えた。
キラは急いでPS装甲を起動し、上空へと飛び上がる。