大木は芳の里から「世界、もしくは世界に準ずるタイトルを獲得したら力道山を襲名
させる」という口約束を取り付けており、ソウルでマーク・ルーインを破り
WWA世界ヘビー級王座を獲得。
その後ロスでマイク・デビアスに敗れ王座を失ったが、条件は満たしていた。
しかし常識的に考えて大木に力道山を名乗らせる訳にはいかず約束は反故にされ、
力道山死後、韓国人ということで人種差別を受けていたとして不満を募らせ、
日本プロレスからの離脱を画策。
水面下でグレート東郷が大木を引き抜きにかかった。
吉原、TBSの応諾を得て仙台でのテーズ挑戦へのアングルが実現する予定だった。