それで、安生がマッサージをしてもらってて、しばらくしたら、「なんか、まぶしいなあ」とか言って、電気をちょっと暗くするんですよ。
で、また今度しばらくしたら「下手だなあ、こうやるんだよ。そこに寝てごらんよ」って。
女の子を寝かせてマッサージをしかかった時に「もう、これはヤバい」って思って、みんなでバーッと押入れから飛び出したんです。
その時の安生の目がまん丸くなった顔が忘れられないなあ。口がポカーンと開いちゃって。
もう、女の子に乗りかかろうとする寸前ですからね。電気は暗くなってるし、あれはおかしかったなあ。
大男が4人ぐらい押入れの上の段に乗ってるもんだから、ミシミシいってて、いつ壊れちゃうかってヒヤヒヤしながらね、まあ怖いながらも面白かったです。