疲れが取れた彼は再び墓参りに向かう。
横浜外国人墓地
syamu「お久しぶりで〜す、syamuで〜す」
齋藤光と書かれた墓石に手を振る。
二人は年を取ってから再び愛し合う様になったのだ。しかし甘い日々は長くは続かなかった。シバターは最近この世を去ってしまったのだ。
ようやく分かり合えるようになって離れ離れになるとは、syamuは苦い思いをした。