インディチャンプは超速ピッチ走法なのが最大の特徴
反応が速くて瞬時にトップスピードに乗れるのがストロングポイントなんだが
反面、燃え尽きるのも早い俗にいう使える脚が短いというやつだ
マイラーズカップもかかったことじゃなくて、それが敗因
開幕週どスローで競艇みたいなレースになっちゃったけど、抜けそうで抜けなかったのは
使える脚が短いので最後は目標にしてる前の馬と脚色が同じになっちゃうから

基本的にギアチェンジの速さと、持続力はトレードオフの関係なんだよ
両方兼ね備えてるのはディープやオルフェ級の化け物だけ
この2頭だって高いレベルだとディープ持続型、オルフェはギアチェンジ型に分類される

インディチャンプのようなタイプの馬は先行して出来るだけ仕掛けを遅らせた方がいい
イスラボニータ・エアスピネルなんかもそうだが、後ろから捲るなんてのは最悪手で
残り300mまで前で詰まってるくらいがちょうどいい
ゆえに、あまりにも直線が長いコースだと勝てそうで勝てない善戦マンになりがち
実はリアルスティールもこの手の馬だったんで、矢作が東京向きとか言ってるのは分かってないなと思ってた
まあリアステの場合直線が長いと仕掛けどころが難しくて、直線が短いコースだとコーナリングがど下手で
置いてかれたりで、日本ではなかなか条件が向いてるG1施行舞台がなかったのはあるな
皐月賞・菊花賞はホント上手く乗ったけど相手が悪かった