【チャンピオンズC】インカンテーション 三浦皇成とともにGI初制覇へ夢の復活劇だ!

【チャンピオンズカップ(日曜=12月2日、中京ダート1800メートル)dodo馬券】
冬の中京開幕週メインは第19回チャンピオンズカップ。昨年の最優秀ダート馬ゴールドドリームに、
これを南部杯で打ち負かした3歳最強ルヴァンスレーヴがエントリー。ほかにもフェブラリーSの覇
者ノンコノユメ、JBCクラシック優勝のケイティブレイブなど豪華メンバーが集結し、ダート最高
峰を争う。その中で特捜班が狙うのは◎インカンテーション。8歳にしてGI初制覇を狙える根拠とは?

 2012年夏のデビューから6年余の間に積み上げた勝利数は11。そのうちJRAダート重賞は
5勝と輝かしい戦績を誇る。その実力は誰もが認めるが、前走の武蔵野Sでは連覇ならず。大外枠か
らコースロスを避けるため、3角で内に進路を取ろうとしたところで、外に出そうとする馬と接触。
トモが流れてバランスを崩す不利になり、6着に敗れた。

 8歳という高齢を考えれば、よく走っている? 陣営はこう話す。「昨年と違ってレース間隔が空
いての参戦ながら、仕上がりは良かったんです。それだけに勝ち負けになると期待していたんですが…」
と担当の長谷川助手は悔しさを隠さない。年齢的な衰えに話が及ぶと「全くそれは感じていません。気
持ちや肉体的な面でも変わった様子はありませんし、GIを勝てる馬だと信じています」ときっぱり否
定する。

 普段から馬に接している人物だからこそ感じられるストレートな感触。加えて彼がそう強く思える根
拠がジョッキーとの会話にあるそうだ。昨年の武蔵野S勝利から主戦として手綱を取る三浦とはレース
後に必ず電話で連絡し合っている。