「朝日歌壇」は、明治43年(1910年)、石川啄木を選者として
始まった。投稿俳句欄は明治32年(1899年)に誕生し、大正時代に
大阪では松瀬青々、東京では高浜虚子が選者となり、「朝日俳壇」の
名で掲載されるようになった。両欄とも1970年(昭和45年)から、
代表的歌人・俳人4人がそれぞれの視点で投稿から秀作を選び、
解釈や評価を加える構成となっている。☆印がついているのは複数の
選者が選んだ作。短歌・俳句そのものの味わいを楽しむほかに、
選者の選び方や評が、読者自身の解釈や創作の助けとなろう。
紙面中央には、短歌と俳句に関するエッセイ、新刊図書紹介、
こぼれ話の小コラムが掲載される。

http://www.asahi.com/edu/nie/nono/kadan/top.html