松田姉妹 [無断転載禁止]©2ch.net
もう転載やめよう
子どもだから良い感性してると選出されているんだろうけど
もうこのパターンはお腹いっぱいなんだって
新聞で楽しんでくだされ 23年03月12日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
先輩の差し入れからしハムサンド充電オッケー午後は集金 (馬場あき子・高野公彦 選) 23年03月19日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
乗りたがる私につき合う姉も乗せ人力車しゅるり駆ける浅草 (馬場あき子・佐佐木幸綱・高野公彦 選) 23年03月26日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
原宿のフルーツパーラー行列に慣れてる顔で私も並ぶ (高野公彦・馬場あき子 選)
松田わこ
ゆっくりと行こうぜと語りかけてくるスカイツリーから見る隅田川 (馬場あき子 選) >>282
24と21だよ
もう子供じゃない
子どもの歌として通用する6年の月日の流れ
何の進歩もない
このスレがたった頃に批判がたくさん書かれてるから 23年04月16日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
ごほうびがプリンだなんて母の中の私はいったい何歳のまま (馬場あき子・永田和宏 選)
松田わこ
姉と並びパックしながら話してる恋のこと親が年をとること (佐佐木幸綱・高野公彦 選) 23年04月23日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
する予定全くなかったケンカしてポカンと空いた春の一日 (永田和宏・馬場あき子 選) 23年04月30日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
うぐいすの上手な声を聞きました入社2年目になる春の朝 (高野公彦 選)
松田わこ
チョコチップクッキー食べて少しずつマイナス思考のネジ緩みだす (馬場あき子 選) 23年05月07日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
先輩がニヒルに「相談のる」という「オレは男を見る目はあるぞ」 (永田和宏 選)
松田わこ
スリッパのプーさんたちと目が合ってつい微笑んだ実家のトイレ (高野公彦 選) 23年05月28日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
仕事夢家族将来サウナ恋 話題尽きない二次会の席 (高野公彦 選)
松田わこ
冷め切ったカフェオレゆっくり飲み干した頼みにくいこと頼んだ後に (佐佐木幸綱 選) 23年06月04日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
波平とノリスケとマスオ結婚をするなら誰って話す銭湯 (高野公彦 選)
姉ったら恋の話もオープンでとうとう父は出かけていった (永田和宏・馬場あき子 選) 23年06月18日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
ゴールデンウィークが過ぎ暑くなる資格試験が二個ある五月 (高野公彦 選)
松田わこ
新しい出会いいくつかある五月木もれ日がいつもより愛しい (馬場あき子・佐佐木幸綱 選) 23年07月23日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
最近の私のルーティーンはパック肌も心もしっかり保湿 (高野公彦 選) 23年07月30日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
泣くような事もないけどこのままじゃ泣かない人になっちゃいそうだ (永田和宏・佐佐木幸綱 選) 23年08月06日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
へこんでる私に母はなつかしいネコの小皿でサクランボ出す (永田和宏・馬場あき子 選)
松田わこ
あじさいの色のTシャツ着て行けばドラッグストアもお出かけになる (高野公彦 選) 23年08月20日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
センパイと呼ばれる日々に少し慣れ今日は後輩ぎょうざに誘う (馬場あき子・佐佐木幸綱 選) 23年08月27日(日)朝日新聞東京版朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
理不尽な暑さお小言スケジュールほぼ吹き飛ばす母のナポリタン (高野公彦 選)
松田わこ
ネギいっぱい生姜いっぱいそうめんを食べて自問する本気の恋か (佐佐木幸綱・高野公彦・永田和宏 選) 23年09月03日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
熱中症アラート5日目ヘロヘロの私を急かす営業カバン (高野公彦・馬場あき子・佐佐木幸綱 選) 短歌としてつまらないし巧みさもないのになぜか朝日だけじゃなくN短にも取り上げられる松田姉妹。母親が喜んでそう。 >>279
こいつらの読んでると必死でやるのバカらしくなる 23年09月10日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
東京から宝石みたいなチョコレート届き大人として味わった (馬場あき子 選) 23年09月24日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
満月も虹もきれいな朝焼けも母は家族を呼んで眺める (佐佐木幸綱・高野公彦 選) 23年10月01日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
友と行くニューオープンのカフェテリア意外な上司が教えてくれた (馬場あき子 選)
松田わこ
思いのほか難所の多いソナタだねモーツァルトに小さく文句 (高野公彦 選) 23年10月08日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
「わっ」と言う訪問先のお客様私の肩に大きなバッタ (馬場あき子・高野公彦 選)
松田わこ
骨折の祖母に頼まれ水まけば一斉に庭のカエル飛び出す (馬場あき子 選) 23年10月15日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
家族旅4人それぞれ希望地のプレゼンをして待つ投票日 (高野公彦 選) 23年10月29日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
中秋の家族カラオケ大会の優勝は母澄んだユーミン (高野公彦 選) 11月05日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
これで今日二度目の通り雨に遭い変えて見たくなる生き方少し (高野公彦 選) 23年12月03日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
貴婦人のような心で行きました人生初のアフタヌーンティー (馬場あき子・高野公彦 選) 23年12月10日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
折れ時がわからなくなって長引いた優しい月が見ているケンカ (高野公彦 選) >>304
自分は俳句やってる者だけどその気持ちわかるわ
この姉妹の歌は未だに幼くあざとい計算高さが見えるし
20才過ぎてるんだよね
なのにずっとぶりっ子で気持ち悪くてゾワゾワする 24年01月14日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
母は昔京都の住人「変わったな」と言いつつ生き生き道案内する (佐佐木幸綱・高野公彦 選) 24年02月11日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
初もうで妹の願い多いのか大きいのかなかなか動かない (馬場あき子 選)
松田わこ
姉が買うお守りはなんと縁結びはっと息を飲む母父私 (馬場あき子・高野公彦 選) 24年02月18日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
母とカフェで姉の恋路を話し合う一の話を十ぐらいにして (馬場あき子 選) 24年03月03日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
異動して初めての業務する日々のうるおいはチョコと旅の計画 (高野公彦 選) 24年03月10日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
友達の結婚報告聞きながらいっぱい笑い一緒に泣いた (馬場あき子 選) 23年03月17日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
お互いに照れてすれ違うなつかしい歌の中のわれ今生きるわれ (高野公彦・馬場あき子 選) 24年03月31日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
三月の雪に驚くパンプスが気をつけて歩く私以上に (馬場あき子 選)
松田わこ
ゆれながらワルツを歌う合唱団いいな素敵だ人の声って (佐佐木幸綱・高野公彦 選) 24年04月07日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
Bランチ社食のメニューはちらし寿しはにかむようなミニ桜もち (馬場あき子 選)
松田わこ
一斉に楽譜をめくるコーラス隊春がそこからパッと始まる (馬場あき子・佐佐木幸綱 選) 24年04月14日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
横浜の洋館めぐりいつもよりゆっくり進む姉妹の時計 (馬場あき子 選) 24年04月21日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田わこ
馬車道を姉と歩けばしっとりとした気分馬の気配も感じ (馬場あき子 選) 4月25日(木)朝日新聞東京版朝刊「声」欄
同世代の短歌に元気づけられ 薬剤師 佐川怜香(京都府 26)
毎週日曜の「朝日歌壇」で、富山市の松田姉妹の短歌を楽しみにしています。おそらく私と同年代。初めてお二人の投稿を
認識したのは高校生で、週末に新聞を読み、サラダ記念日みたいな面白い短歌だなぁと思っていました。大学生で一人暮らしを
している間は新聞を購読していませんでしたが、社会人となり実家で新聞を読む週末が戻り、紙面にお二人の名前を見つけて
「まだ続けているんだ!」とうれしくなりました。
歌の内容が学生から社会人生活に変わっており、分かる分かる、と思うことばかり。お仕事って大変だよね、と共感したり、
先日の横浜の洋館を詠んだ歌に「私もついこのあいだ横浜に行ったよ!」と思ったり。週1回の投稿を楽しみにするのは、
SNSがなかった時代に、友達からの手紙の返事を待ちわびているよう。お二人の投稿を拝見しながら、この世知辛い
世の中を一緒に進んでいる気がして、元気をもらっています。 24年04月28日(日)朝日新聞朝刊「朝日歌壇」より
松田梨子
もう二回ゴジラを観たという父を案外知らない知ってるようで (永田和宏 選)
松田わこ
パイナップル生まれて初めて切っている長い旅路をねぎらいながら (佐佐木幸綱 選)