早稲田大学の血が流れている夢

新築の家を買うのは諦めた
柴田 博男(しばた はかお)は買えなくて買わなかったのではなく
嫁の美和子と話し合い相談をして決めた事だった
恭成(きょうせい)、恭輪(きょうすけ)、
俊輪(しゅんすけ)、たちは、まだ、
小学生だっだが、
早稲田大学の血が流れている子供たち
中学、高校、大学と、勉強にお金がかかるはず、子供達の未来を考えると
神奈川県にある貧しい座間市の新築の家よりも、他の土地の家や中古の家でも良い気持ちがしていた
父親を先頭に、母親、三人の子供達は
また、カルガモのように一列に並んで
他所の家を見に行ってしまった

買うのをやめた!と言い残して
そして歳月がすぎ、気がつくと

角から三番目の中古の家(ふたまた家)の家の前で、恭成、恭輪、俊輪、が
プラプラと遊んでいた
周辺の住民達は驚きを隠せなかった!
慣れない、知らない土地の座間市に
父親母親に連れて来られて疲れていたのかつまらなかったのか緊張して不満げな顔をした

早稲田大学の血が流れている三兄弟達は、家を見に行った帰り道の夕飯は、
お店のステーキかハンバーガーを
食べさせてもらっていたのか元気を取り戻していた
角から三番目の中古の家に引っ越して来たのだった
ちなみに、新築の家はその角から五番目の家だった

引っ越してのご挨拶を家族全員でまわっていた日
私は、
西暦2000年に
地球は大災害でなくなると、
ノストラダムスの大予言を教えてあげるのを忘れていた

(´・ω・)y-~フー