2016年10月、レアメタルの利権を巡って勃発した「アフリカ南北戦争」は

長距離核兵器に代わって投入された戦術機動兵器(Maneuver Cepter=MC)によって激化の一途を辿っていた。

開戦からしばらく経った頃、前線では異状が発生していた。国籍不明の重機動兵器が、南北両陣営の兵器という

兵器をことごとく破壊していた。判っているのは「グラナダ」という名称のみ。やがて誰ともなく「グラナダ」は

「アフリカの神」「兵士の亡霊」と呼ばれるようになった。

「グラナダ」のパイロットであるレオン藤堂は開戦1ヶ月前、日本である依頼を受けた。

だが、彼に依頼を伝えたエージェントは程なく命を落とす。不審を抱きながらも「グラナダ」に搭乗した彼は、やがて自分が欺かれたことを知る。

レオンは「グラナダ」を起動させた。エンジンがアフリカの空に咆哮する。

目指す地はナイジェリア。目的は――報復。


グラナダwiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%80_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)