| 第11話 | 「宮廷シェフ・カワサキ」
 
デデデ城は大騒ぎ。というのも、辛口料理評論家で超有名なコッ
ク オオサカがプププランドにやってくるという手紙がきたのだ。
 見栄っ張りで、負けず嫌いのデデデ大王は大パニック。万が一、
コック・オサカに「デデデ城の食べ物はまずーい!」などと言われ
ては大王の面目が丸つぶれになってしまうからだ。
 急いでスゴウデの料理人と超高級食材を手配することを思いつい
たデデデ大王は、ププビレッジのレストランカワサキへと現れる。
なんと、コックカワサキを宮廷シェフとして雇い入れるというの
だ。
 ところが、コックカワサキの料理はどれもこれも味がイマイチ。いや、ハッキリ言ってマズイ
のだ。怒ったデデデ大王は作戦を変更。コックオオサカを納得させるべく超高級素材を使ってコ
ックカワサキに料理を作らせることに。ナイトメア社から取り寄せた「グルメ食材大百科」を大
急ぎで調べ始めたデデデ大王は「宇宙一高級な食材・ゼボン」のページを見つけてニンマリ。ど
うやら、また悪だくみの様子。
 そして何を料理すればよいのか、頭を抱え込んでしまったカワサキは、いつの間にか傍に置か
れていた「グルメ食材大百科」に気がついた。何気にページをめくると、「宇宙一高級な食材・
ゼボン」のページに、 なんとカービィの写真が!
「!!!。」
 いつもは食べてばかりいる側のカービィだが、今回はカワサキに料理されてしまうのか!?