0001名無しさん@お腹いっぱい。
2013/02/24(日) 13:18:43.76ID:???米MicrosoftのAzureクラウドプラットフォームがSSL証明書失効のために約12時間にわたって機能停止に陥る
問題が発生した。
現在、同社のダッシュボードに掲示されている情報によれば、サービスは復旧しているとされる。
ダッシュボードに掲載されている情報によれば、「2月22日(現地時間)12:44 PSTに、SSL証明書の期限切れが
原因で、HTTPSトラフィックに影響を与えるストレージの機能がワールドワイドで停止してしまった。なお、SSL証
明書を必要としないHTTPトラフィックには影響はない。我々は影響を受けたクラスター上でSSL証明書を更新す
るための修復手順を実行し、現在はすべてのサブ領域にわたって99%以上の可用性を回復している」と状況説
明を行っている。そして「顧客の皆様に生じたご不便に関してお詫び申し上げます」と謝罪している。
この問題によって、利用者はWindowsAzureストレージにHTTPS接続ができない状況に陥った。Microsoftが解
説しているWindows Azureフォーラムでは、一時的にHTTPを利用することによってサービスの復旧に努める方
法などの情報が交換されていた。
現時点でMicrosoftはなぜSSL証明書が失効してしまったのか、またワールドワイドに影響が波及するに至った
のかに関して正式にはコメントを発表していない。
この問題についてフォーラムの中では、「Windows Azureでエンタープライズ向けアプリケーションを使用する
ことは適切なのか」などという疑問が提起されるなど、当然ながら多くの不満の声が上がっている。
クラウドサービスでは、犯罪者によるサービスの妨害や盗難などのセキュリティ上の問題が取り上げられること
は多い。しかし、今回はSSL証明書の期限切れ失効という非常に初歩的なミスによって世界中でクラウドサービス
が利用できなくなってしまった。
Azureに関しては、信頼回復のため、二度とこのような問題が起きないようにMicrosoftが対処するだろうとの推
測から、むしろ今後の運営の信頼性には期待できるという見方もある。