惨め涙で負けの旗振る
蔑んだあんちくしょうの顔覚え
堪え 堪え 涙
飲み干す涙はワンカップ
明日もボンタチ

この旗はな、人呼んで泪旗という。

いわく・・・人生にやぶれ、生活に疲れ果てて、このドヤ街に流れてきた人間達が、涙で振る惨めな旗だからよ。
おめえもその一人だったはずだ・・・

だが、今度おまえは、この泪旗を逆に振り、あしたの栄光をめざしてお笑い芸人の第一歩を踏み出したいと言う…。わかるか、どれほど無謀なことか…? 

ボンタチに生きようとするとすることは、辛いことや苦しいことしかない…涙はやっぱりつきものさ。
そう、これは負け犬が流すくそ涙だ。
世間の蔑みに流す惨めな負けの涙だ!

ボンタチよ…一人で苦しみ歯を食いしばって、この泪旗を逆に振っていこうというのか