日産自動車の2019年度第1四半期(4〜6月)決算で営業利益が前年同期比98・5%減の16億円となった。日米欧で販売が減少したことが響いた。この利益水準では為替の変動などによっていつ赤字に転落してもおかしくない状況だ。

 こうした事態を受けて日産は22年度までに全世界で1万2500人の従業員を削減。国内では栃木、九州の両工場で期間工を計880人削減する。