世界フィギュアスケート選手権大会の会場内でハングル文字の広告が目立ったパチンコグループ
「マルハン」だが、千葉県習志野市ではパチンコ店の出店をめぐって地元住民と激突が始まっている。

「学校の隣に建設するなんて、何を考えているんだ!」
「こんな住宅街にパチンコ店なんて」
怒号が飛び交ったのは、3月16日に開かれたマルハンの説明会だ。
(中略)

景品の換金所が建てられるということ自体は認めたが「それは別業者なので、
我々もどこに建つかは知らない」と曖昧な返答に終始。住民たちからは「それはおかしい」との声が多数飛んだ。

社員は「パチンコのイメージは、みなさんが考えるよりずっと良い。
お年寄りの交流の場になったりもしている」となだめたが、
場内から笑い声が漏れると、途端に顔色を変え「笑うな」と怒鳴りつける場面もあり、
約3時間が最後まで互いにケンカ腰のまま終わった。

前出住民男性は「唐突に建設の連絡が入ったので、
慌てて対策のための連絡会とホームページを立ち上げた」といい、21日には市長に直接、抗議の声を届けるという。

マルハンは年間2兆5,000億円の売上高を誇る大企業だが、建設に対する反対運動はほかでも起こっており、風当たりは弱まりそうにない。
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