※→第三世界の住人だが、イスラエルの枝として接ぎ木されて順向人に昇格する(養子縁組される)という約束を受けていた。留置所でマヌの夢の中に、射殺された学生革命家たちの、まるで青い光に包まれているかのような「今はもう、僕たちはイエス様の懐に迎え入れられて、とても安らかだよ。ありがとう、フラマーヌ。」が登場している。

「フラマーヌ、僕らが君の超人的な知性についていけないと言った時、君はかつて、事件が解決する頃には、僕らの方がフラマーヌよりも賢くなっているに違いないと告げたと思うんだ。

(「事件解決済みの未来の実現に向けてまだどこかに欠いている最後の1ピースがある、あなたたちが頭脳明晰と呼ぶ私の力では見つけ出すことが出来ない可能性があるので、もしもこの事件の解決の鍵が現地人であるあなたたちの主権行使に掛かっているのであれば、それはどこかであなたたちの方が私よりも賢くて、私がこの地の侵略者であるという自覚を失っている証拠。」と語ったマヌのセリフのこと。)

僕たちが先に見つけたよ、フラマーヌ。僕たちの方がフラマーヌよりも賢さで優っていた1ピース。」

「(一切何も伝えた覚えも無いのに、無知なあなたたちから出し抜けにその発想が出て来るなんて)何かの冗談が現実に起きているとしか思えない。案ずるには及ばない。私がこの地に来た以上は、そんなことが現実に起こることが許されると考えているのであろうかと、使者と思わしき者たちに伝えなさい。あなたたちの自発的な意見ではなく、異界からの刺客が自らの口で語った。それゆえ、発言に対しては全面的な責任の所在が、あなたたちではなく、私。彼らにこれが終焉という意味であることを理解する程の知力にも欠いているのであれば、追加で私の名を用いてその旨も。」


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