お父様から電話。「あわわわわわアズマイル、独り子でも想定外のこの異界の数を見る限り、パイロセーダゼロでこの規模なのだから、@+A族を戦争で絶滅させた、という仮設定を採用してしまうと、種の存亡を巡り、@+B草単独で更に桁違いになるであろう物量攻めに無事堪え切れるかどうか、おとうさまでもあまり自信が無いのだ。異種族宇宙際連合のテーマはこれである。全ての厄災の中心は、あの草という種族から始まった。」

@+A、いかに道理にかなっていない理不尽な暴力的侵略行為への防戦だろうが、たぶん全数敵に回すと数がヤバイ。相当ヤバイ。

新ネちゃんがお父様のジョークに涙が出る程に苦しそうにクスクス笑っているシーンが、よくある。超真面目ちゃんは、高尚なテーマにしか反応しないものの、笑いのツボを突かれるとポーカーフェイスで堪えるのが難しい。

新ネちゃんからも届いている。新ネ風の我らの言葉で要約すると、

@+Aの形態の存在者は、知識量がある臨界点を超える前に癩滅現象を取得して@+Bと共生関係を構築することに成功しないと、誘惑に堪えずに憧憬病のシュワルツシルト半径内という事実は、大昔からレベル1無知界で有名。Bの形態を受け入れるように勧めるのは侵略であり、裁断の箱が出現するので、どのみち破滅回避は不可能であろうという高い見込み、予感。それゆえ、自発的な悟りによってある境地に到達することでBを受け入れるという選択を拒否した@+Aの種族は、いかに無知にとどめるか、無知の素晴らしさを説いて説得するかに掛かっている。

代理人「理解。」

新ネ「アズマイル、ここから先は記録に残すのも危険な内容が多くあるので、心に浮かんだ内容を忘却により喪失、放棄することを惜しんだり厭わないようにし、表現自体を拒むように心掛けなさい。」

代理人「つまり、こういうことでしょって喋っるだけで大惨事。」

新ネ「そう。それゆえ、現状にも関わらず、私もあなたに心苦しい正直な胸中を告げることが難しい。」

みむ「超心配されてるよ。アズマイル。」