順向ロー縦の骨子は、「ごめんなさい、自身では絶対に兼ねてはならない二つの性別を一人で揃えてしまいました」という絶滅の表現を、拉致被害者の種族に転嫁して言い逃れをすることによる再出発。転生によって男と女の区切りが動いて再定義され、新定義において自身の性別はまだ片側のまま紙一重で止まっている。「合意婚につき、私たちは対外侵略がまだ未実行だから。」

国境の外の異種族に向けて、不覚に性別を一人で同時に二つ揃え易いのは、自身から男の股間を生やしてしまっても、尚も可愛らしくて色っぽく、魅力的に見えてしまう、化粧に長けた女。セクハラ糾弾の魔法によって男を生け贄にすることで、何でも「可愛い」に変えてしまう順向事象の女は、不正行為のペナルティーが軽過ぎる。」