ガラパゴス国立公園のこの海域は一切の漁業が禁じられている海洋保護区だが
世界で最もサメが多い海域でもあるため
アジア向けのサメのヒレ(フカヒレ)と肉を狙った中国漁船による悪質な密漁が後を絶たない

サメの個体数は世界的に減少傾向にあり
サメ・エイ類の25%以上が絶滅の危機に瀕している

エクアドル海軍のヘリコプターと沿岸警備隊の船は
逃げ回る中国船籍「フー・ユアン・ユー・レン 999」に追いついた
そこには驚くべき積荷が待っていた

「1万は多いとしても、数千匹ものサメがいました」
「前代未聞の数です
押収されたサメの量としては、ガラパゴス史上最多であることは間違いありません」

 20人の中国人乗組員は逮捕され
エクアドル当局は船の積荷を精査する予定だ
海洋保護区の海域を許可なく横断することは違法であり
そこでサメを捕獲、売買、輸送することも違法である

中国漁船の悪質な密漁は 地球環境破壊につながることを
習近平は知らないのだろうか?