債券バブルは終わり、1949年以降最悪のパフォーマンスへ-中銀が転換

債券相場の下落は悪化が続き、改善の兆候が見えない。世界の中央銀行が積極的利上げを進める中で、債券の価格は
急落している。この結果、23日には英国の5年債が少なくとも1992年以来の下落。2年物米国債は少なくとも1976年
以降で最長の下落局面にある。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストによれば、世界の国債市場は
1949年以降で最悪のパフォーマンスに向かっている。債券相場下落は米連邦準備制度理事会(FRB)など世界の中銀が
新型コロナウイルス禍期の政策を転換したことを浮き彫りにする。これにより投資家が景気減速を織り込み株式や原油が
下落した。