長谷川博一Wikipediaにあった。
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カウンセリングで性行為、女性訴え 長谷川博一さんに岐阜地裁賠償判決
2022年7月15日 05時05分 (7月15日 05時06分更新)
 心理カウンセリングの際に性行為をされて精神的苦痛を受けたなどとして、三十代の女性が、元臨床心理士で虐待や犯罪心理などの著書が多数ある長谷川博一さん(63)に四百万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、岐阜地裁は十四日、「信頼関係に乗じて性的接触を避ける義務に違反した」と認め、長谷川さんに三百万円の支払いを命じた。
 伊藤隆裕裁判官は、二〇一六年十月〜一八年三月、長谷川さんがカウンセリングで女性宅を訪れ、六回にわたって性的接触をしたという女性の証言は信用できると判断。「あたかも性的接触を持つことが心理療法の一環であると述べ、信頼を得ていた」とし「精神症状が改善するどころか悪化させた」と損害を認めた。
 長谷川さんが女性との関係についての見解をツイッターに投稿したことも、プライバシーの侵害と名誉毀損(きそん)にあたるとした。長谷川さんは性的接触を否定していたが、判決は「極めて不合理な弁解」と退けた。
 長谷川さんは大学教授を退職し、岐阜市で「こころぎふ臨床心理センター」を開設。一七年に臨床心理士の資格停止処分を受け、返上した。この女性への準強制わいせつ容疑で岐阜県警が二一年三月に書類送検したが、不起...

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でもこれってまだ地裁だよね。
刑事事件では不起訴だし…
あんまり喜べない気もする。

それに、これはこれで証拠がない事も含まれ 裁判官の心証によるものも大きい。
こういうので危ないのが「記憶の捏造」
昔アメリカで心理療法家の誘導(催眠術的な)で、されてない虐待を「思い出し」親や近親者を訴えまくる事件も起こってる。
「思い出し」たんじゃなく【記憶の捏造】
記憶は捏造されてしまう、事もある。
だから、刑事事件の方は慎重になってるのだろう。


https://liberal-arts-guide.com/false-memory/ 虚偽記憶とは
一応学術的人々が執筆のページらしいのでリンク

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E5%81%BD%E8%A8%98%E6%86%B6 Wikipedia虚偽記憶 (;−ω−)ウーンここにも危ないヤツが…
これはさっきの事件のまるっと逆だから・・・
【両方あると思う】し、それを逆手に取る心理士もいるという事もあるだろうし、、、、、本当に難しいと思う。。。

>歴史
>背景
>1980年代以降、トラウマ(独: Trauma、詳細は心的外傷を参照)が精神疾患を引き起こすというフロイトの初期の理論を安易に援用し、抑圧された性的虐待の記憶を引き出せば精神疾患は治ると考えた一部のカウンセラーが、催眠療法(アミタールなど催眠系の薬物を利用したものもあった)を行い始める。その過程で、成人した女性が父親からレイプをされたと被害申告するようになり、父親を告訴するようになった。

>1988年、精神医学の素人であるエレン・バス(英語版)とローラ・デイビスの著書『The Courage to Heal』(邦題『生きる勇気と癒す力』)が出版される。この書物で女性が理由もわからず鬱に悩んでいるのであれば、少女・幼児期に受けた性的虐待の記憶を抑圧されている可能性が高い。虐待されたと感じているなら虐待されていると主張し、読み方によってはあらゆる「生きにくさ」は幼少期の性的虐待記憶にあるというように読めるものであった。このために、多くの人が有るのか無いのか分からない記憶を思い出したがるようになった。精神科医ジュディス・ハーマンも催眠療法は勧めていた。彼女は記憶を忘却しているケースが多いために、取り戻す事が必要ではないかと考えたが、同時に彼女は裁判に持ち込んだからといって司法の場では冷たいかもしれないと述べていた。

>RMT停止
>しかし、エリザベス・ロフタスは記憶が操作される可能性を司法の場で指摘した。彼女は「ショッピングモールの迷子」という実験において、まず家族の証言による実際の過去の記録3つに「ショッピングモールにおいて迷子になった」という嘘の記録1つを混ぜることで、4分の1の被験者に対してその嘘の記憶を埋め込むことに成功したことを示し、人間の記憶の不確かさを指摘した。