土曜に「数学では解法済みの問題は解けるが、解法がない問題で解ける人は稀」と言ったが
コロナワクチンで考えてみた。2回射つのか、それとも1回を倍の人に射つのか。
前提は1回で効果80%、2回で90%。尚「実行再生産数」を現状1.3として0.9を目指すとする。
コロナの終息で経済が正常化し株が更に目指すと言う点で、満更スレ違いではないだろう。

ワクチンを射った人の割合を「X」としよう
1)1回射った時
0.2 * 1.3 * X + 1.3(1 − X) = 0.9 → X ≒ 0.385 → 40%弱で感染は収まる

1)2回射った時(ワクチンの供給が遅れてるので同時期には半分の人にしか行き渡らない)
0.1 * 1.3 * 0.5 * X + 1.3(1 − 0.5 * X) = 0.9 → X ≒ 0.68
1回でも多少の効果が出るが、その誤差は無視すると、68%以上に注射しなければ感染は収束しない。

正確性を期すなら修正は必要だけど凡その目安にはなるだろう。2回か1回の判断は誰がすべきかな。