ソフトバンク上場、個人投資家から2兆円調達へ

日向貴彦

ソフトバンクグループは携帯子会社ソフトバンクの新規株式公開(IPO)で、国内リテール(個人)向け販売により2兆円規模の資金調達を目指していることが分かった。
個人からの調達額では過去最高となる。長引く低金利政策で預金からの収入に期待できない個人投資家に照準を合わせる。

複数の関係者によれば、主幹事証券を取りまとめるジョイント・グローバル・コーディネーターの野村ホールディングスが最も多くを引き受け販売する見込み。
内外の機関投資家にも販売する。ソフトバンクは来週にも、公募売り出しの詳細などについて発表する。

ソフトバンクGの孫正義会長兼社長は、人件費といったコストを大幅削減することで国内通信事業の増益を計画しているほか、株主には高配当を支払う考えだ。
日本銀行の統計によると、6月末時点の個人金融資産のうち現預金は971兆円で、株式など有価証券での保有はその3分の1以下となっている。

DZHフィナンシャルリサーチの田中一実IPOアナリストは、「ソフトバンクは話題性があり高配当も期待できるため、個人投資家に関心が持たれている」と指摘。
販売規模は大きいが日本の個人金融資産の大きさからも「株取引をしたことのない個人に売るのも不可能ではない」と述べた。

ソフトバンクGと野村の広報担当者はIPOの詳細についてはコメントできないとしている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-07/PHSRUJ6TTDS001


市場からお金無くなるわ糞ッパ毛が