予備校講師になりたての頃は林先生のモノマネをしていました。
ところが「なぜか」がうまく説明できないことがあったのです。林先生ご本人も「なぜか」に関しては「この問題はあまりよくないなー」ということがしばしばありました。
(このことは先日紹介した林先生の本「9割受かる〜」にも書いてありますから、興味がある方は読んでみてください)
受験生の時は「出題者しっかりしてくれ!」と思っていましたが、よく考えると「センター」や「東大」の出題者がそんなミスを何回もするだろうかということに思い至りました。
そんな時、湯木先生の本に出会い「なぜか」の本質がつかめたように思いました。

なぜそう思ったかというと、湯木先生の「なぜか」は「数学的思考」によるものだったからです。